モホークトレイル(Mohawk Trail)〜2011.10.09 晴れ時々曇り



そろそろ紅葉が見頃かも?いや早いかも?どうかな?と思いつつ、紅葉が見事だというモホークトレイルへ行く事に。
我が家の最寄りのハイウェイ2号をずっと西へ向かっていくと、その道が途中からモホークトレイルになっている。ちなみにモホークトレイルは全米最古の高速道路らしい。こんな片田舎なのに・・・。
でもモホークトレイルの最終地点近くは先日(と言っても一ヶ月半も前だけど)のハリケーンの影響で道路が壊れて閉鎖されているのでその手前まで。とりあえず行けるところまで行ってみようと。
9時頃に家を出発。さっそく2号に乗ってそのままひたすら西へ。
途中まではうに夫が会社に行くのと同じ道なので、うに夫にとっては代わり映えのない行程が続く。
うにっ子とうに次はさっそく本を読んでたり。いやいや、景色を楽しもうよ・・・。
とは言うもの、紅葉にはまだ少し早いようで、気の早い木は綺麗に色付いてるけど、全体的には後1週間くらい後がピークかな?と言う感じ。
そしてほとんどはまさに高速道路って感じの道が続くので、単に移動してるだけて印象が強い。
モホークトレイルって表示が途中出たと思うんだけど、その辺りから下道のような普通の道路になってきて両側の景色もちょっと楽しめるようになってきた。
どんどん走って家を出てから4・50分くらいのところにあるのがフレンチ・キング・ブリッジ(French King Bridge)。この橋はアメリカニューイングランド最大の川コネチカットリバー(Connecticut River)にかかっている。橋には歩道がついていて、その歩道からコネチカットリバーとその両岸の紅葉が見られるという有名なスポットらしい。
さっそく橋のたもとの駐車スペースに車を停めて歩道を歩いてみた。が、この橋、あまりにも無防備すぎて怖い。
まずは歩道と車道の間には半車線分くらいの路肩があって、路肩と歩道の間には高さ3・40cmくらいのガード(?)があるだけ・・・。車が突っ込んできたら間違いなくアウト。
そして歩道から川の方を眺めると、私の胸の高さくらいの手すりがあるだけ。まぁ、十分な高さじゃない?と言われればそうなんだけど、橋の高さが40m以上あるので下を眺めるとかなり怖い。
さて気を取り直して眼下の景色に目をやってみると雄大な川が流れ、両岸に広がる緑の森。あら、まだ緑だわ。残念・・・。
写真を撮ったりして楽しんだ後、再出発。また2号を西にどんどん進み、少しだけ91号に乗って南に行ってから91号を下りてまた西へ。
下りてすぐの所にあるスーパーでトイレ休憩。ハイウェイを走っていても公共トイレがないのでこういう機会を逃してはいけない。
そこからまたほぼ下道の雰囲気になった2号をひたすら西へ走り、ネットで見たGould's Maple Sugarhouseと言うお店へ。パンケーキがおいしいと噂の店へ。でも最初気付くのが遅くて通り過ぎてしまい、少し先で若干無理矢理Uターンしてお店へ。
11時前くらいで中途半端な時間だったのでパンケーキは食べず、こちらも有名なメイプルシロップが入ったソフトクリームを購入。お値段なんと25セント!安い!!
2つ買って一つはうにっ子とうに次、もう一つは私とうに夫で半分こ。うにっ子とうに次はケンカもせずに仲良くにこにこ食べてた。仲良しだなぁ。ほほ笑ましい。
おいしいおやつに満足した後は再びモホークトレイルを先に進む。
次は花の橋Bridge of Flowersを目指してたんだけど、アバウトなガイドの地図だけ見てたら本来曲がるべき道を通り過ぎてしまい、20分くらいロス。すいません・・・。
それでも何とか目的地に到着。有名な観光スポットとなってるようで街の中心部、花の橋付近は観光客らしい人がたくさんいて、道路沿いの駐車スペースは全部埋まっていた。
仕方がないので少し離れた所にある駐車場に停める。
そこはちょうど古いトロリー(バス?電車?)が走っていて、小さく可愛い電車が数十mの距離を動いていた。電車好きなうに次は大喜びしてた。
車を停めた所からてくてくと坂を下りて中心部へ。メインストリート沿いの店には人がたむろしてるし、車もひっきりなしに通る。
早速花の橋に行ってみた。花の橋は元は上記のトロリーが走っていた鉄橋を、トロリーが廃線になった後地元の婦人会が花壇を作って運営している物。
両側が花壇になっていまさに色とりどりの花が咲き誇っていて見応え十分。うにっ子・うに次も自分のお気に入りの花を探したり、つんつんとつついてみたりして楽しんでいた。
花の橋は2・30mしかないけど、あっちの花こっちの花見ながらのんびり歩いて渡る。日差しは暑いけど川の上なので風は涼しく気持ちいい。
橋を渡り終えて今度は町のメインストリート沿いに歩いてみた。町自体こじんまりしていてレンガ造りっぽい建物が多くて雰囲気がある。
ちょうど12時過ぎくらいでお昼時だったのでどこかでお昼ご飯を・・・と思ったけど、観光スポットだわ、秋の行楽シーズンだわであっちもこっちも満員。
そんなうちの一軒を選んで入ってみたら最初「20分待ちよ」と言われたけど、空いてるけど片付けが終わってない席を見つけて「ちょっと待って」と言われて待ってたら「5分で空くわ!」と。
その言葉通り比較的すんなり座れて良かった。注文して待ってる間見てたらずっと列が出来て並んでたのですんなり座れたのはラッキーだった様子。
ご飯はお値段は高くなく、でもおいしくて満足。子供たちもおいしかったようでばくばく完食。
町の中をふらふら歩いて車へ戻る。秋の日差しが暖かく、結構紅葉してる木もあってほっこりした気分。
本来ならモホークトレイルはまだ続いてるんだけど、さっき間違えた道辺りでもう「この先モホークトレイルは通れないから迂回」とたくさん書かれていたので、もうこの辺りで東へ戻り賭ける事にした。
2号をずっと東に進み、91号まで戻って、今度は91号を南へ。5分ちょっと走った後でハイウェイを下りて向かった先はYankee Candle Flagship Store。アメリカではたいていのモールに入ってるヤンキーキャンドルの大きな店。
いつもモール内の店近くを歩くだけでぷわ〜んとかなり激しい匂いが漂ってくるので敬遠してたけど、せっかくなので行ってみる事に。
店はホント巨大。それに合わせて駐車場も大きいんだけど、この駐車場もいっぱいになるくらい混んでいてびっくり。ホント端っこの方に止めて入り口までとことこ歩いた。
店内はキャンドルはもちろん、キッチン用品などのホームグッズやらクリスマスコーナーがあってクリスマスオーナメントがたくさんあったり見ていて飽きない。
キャンドルコーナーはさすがの品揃えで、たくさんの匂いの物、色んな色の物が並んでいるのは圧巻。ちょっとテンションが上がる。
最初は小さいものを2・3つ買うだけにしようかなと思ってたけど、ちょうど数日前にクーポンが入ってて25ドル買ったら10ドルオフになるのでその分くらい買っちゃう?と言う事に。
小さいのは2ドルくらいだったんだけど、それ12個買ったら18ドル弱くらいになるってパックがあったので、それプラスキャンドルを入れる入れ物を二つ買ってちょうど25ドルちょい。
家族そろってあれでもないこれでもないとくんくん匂いを嗅いで選ぶ。でもだんだん鼻が麻痺してきてよくわからなくなってきたり、みんなしてくしゅんくしゅんくしゃみが出たり。
一応匂いの種類分けがされていてスイートとか、フレッシュとか色々あって、匂いがキツイのが苦手な我が家はすっきりしたフレッシュな物を選んだ。ちなみにキツイ物はほんとキツイ。
無事にキャンドルをゲットした後、車に戻る。しかし暑い・・・。駐車場では子供向けの汽車型車が走っていた。多分無料サービス?でももう待ってるのも疲れるし帰る事に。
帰りはもう来た道を91号から2号へ乗ってひたすら東へ進むだけ。
疲れたらしい子供たちはすぐに爆睡。大人は暑いからジュースでも欲しいね〜とか言いつつ、でもアメリカでは気軽に買える自販機がなく、わざわざお店に行くほどではないかなぁ・・・って言ってる間にもういいかなぁな雰囲気に。
帰りはどこにも寄る予定はないので道沿いの景色を楽しみながらひたすら家を目指す。
キャンドルの店から走る事1時間40分くらいで無事に家に到着。久々のロングドライブでさすがに疲れた。運転してくれたうに夫に感謝。ありがとう。
紅葉には早かったけど、久しぶりにマサチューセッツの行った事がない名所に行けて良かったな。
来年はさすがに行けないかなぁ・・・。もし行ける機会があれば復旧したモホークトレイルも走ってみたいけど。どうだろうか。



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