滋賀ドライブ旅行〜2003.02.21 晴れ時々曇り



今回はレンタカーを借りて、滋賀・長浜盆梅展へ。
今回借りた車は、新車の三菱COLT(コルト)。キャンペーン中で9:00〜19:00で3900円だったので即決め。
9時ちょうどくらいに店に着き、契約。いざ出発!

コルトは発進時にちょっと電子音ちっくな音がする。でもその後はスムーズに走る走る。車内もかなり広くて快適設計って感じ。
普通レンタカーはカーナビはオプション・別料金なんだけど、今回はキャンペーン中のおかげか、ばっちりついてました。
京都から滋賀、滋賀に入ってからも結構車が続いててなかなかスピードは出ず(流れてるだけましかな)。
年度末も近いせいか、道路工事も至る所でしてるし。
でも市街地(大津辺り)を抜けると、高い建物もほとんどなくなってなかなかいい景色。
ど真ん中に琵琶湖があるんで普段感じないけど、滋賀県も山に囲まれてるんですよね。
でもって時期的にどの山も高いものだとうっすら雪化粧。これがまたきれい。
走りながら近江富士を見る。きれいな三角形である事からこの名で呼ばれてるそうな(本当は三上山と言う)。でも本当の富士と違って高さは432m。低い・・・。
1時間ちょっと走った所でローソンに止まって休憩。ここでうに彼と運転交代しました。
長浜盆梅展
ここまでずっと国道8号線を走ってきたんだけど、彦根付近で湖岸道路へ出る(初めてカーナビで行き先設定してみた)。
国道をそれて湖岸道路に出る途中、彦根城が左手に見える。ちっちゃい!!!!!
大阪城を見慣れてるうににしてみればこのちっちゃさにはびっくり。
彦根へは長浜の帰りによる予定だったので、この時は素通り。
湖岸道路に出て、この日初・琵琶湖とご対面。
冬の琵琶湖は水もきれいで(北湖だったせいもある)、対岸には雪の積もった山々が見えて、目も奪われるくらい。
かなり見とれてしまいました。この時運転してなくてよかった(笑)。
湖岸道路に出ると車も少なく、道路工事もしてなくて、長浜までさっくり。
到着したのは12時頃。京都から約三時間の道のりです。あぁ、長浜は遠い!

JR長浜駅前の市営駐車場に車を止め(1時間150円。激安!)、まずは長浜盆梅展へ。
盆梅展が行われているのは慶雲館と言って、明治時代の長浜の豪商が、明治天皇行幸の際に私財を投じて建てた迎賓館。
盆梅もさることながら、この建物、庭も手が込んでいて一見の価値あり、と言う感じ。
本館の方にいると梅の方に目を奪われがちだけど、新館らしき建物・二階に上がると、本館や庭が見下ろせてその味がよく分かると思います。
さて、本題の梅の方ですが、今まで盆梅というのをほとんど見た事がなかったので、すごく不思議な感じ。
ちっちゃな盆梅はかわいくて持って帰りたいくらいだったけど(注:犯罪です)、大きいものになると圧巻で、うに彼とともに、「どうなってるんだ?これ」と言いつつ見てました。
大きいものは2m近くあり、樹齢400年と言う盆梅もしばしば。こういうのは2mくらいで頭打ちになっていて(折れたのか切ったのかはわからないけど)途中の枝・幹から小さな枝が出ていて、そこで花が咲いてる状態。
盆ではこれ以上の大きさにはならないのか、盆だからこそこの樹齢、この大きさでも咲いてるのかが不明。
でも一周回ってのうに的感想はやっぱ普通に地面に植わってる梅の方が好きだなぁ。
一本一本の、盆栽の良さって言うものがうにはわかってないらしい。
盆梅展を後にして、次は長浜城へ。
長浜城&ヤギ 長浜城はこれまたちっちゃい。
なんかTVとかでたまにやってる、「お金持ちが趣味が高じて作っちゃいました」みたいなお城。
でもせっかくだし行くぞ!と言う事で向かっていると、なにやら柵が見える。
なんだろう?と思って近付いてみると、なんと、鹿。そしてヤギ。あーんど猿。
・・・なんで?長浜城になんかゆかりでもあるのか?君たちは。
って語りかけてみるも、鹿ははむはむご飯中だし、ヤギは起きてるのか寝てるのかわかんない顔でぼへーっとしてるし、猿はせっせと毛づくろい。
ほっておいて長浜城へ向かう。
すると、お堀も何もなく突如城に到着。前置きも何もなし!
とりあえず写真とって、中に入らずに次は黒壁スクエアへ。

黒壁スクエアは長浜城から慶雲館を挟んでちょうど反対側に当たる。
JR駅前を通るので、スーパーや商店街がある駅前通りを歩き、黒壁スクエアの矢印がある所を北に曲がる。
するとそこからはかなり別世界で、いきなり町並みが古くなって、観光地ちっくに。
かつて多くの武将や商人たちが往来した、北国街道を中心に広がっていて、その名の通り、黒い壁の建物が多い。
ガラスをテーマにしたショップや工房、ギャラリーが多く、さらにレストランやお土産店等が立ち並ぶ。
特にガラス製品が多いのが特徴で、色々なガラス製品があっておもしろい。製作過程も見られるのがいい。
トンボ玉が売られているのを見て、satoさんとトンボ玉工房に1日体験に行こうって約束してたのを思い出した。早く行きたいものだ。
色々な店を覗きつつ、お昼ご飯を食べてないのを思い出し、お店を探す。
お手軽に食べられそうなサンドイッチのお店を発見。オニオン&サーモンを食す。なかなかおいしい。

おなかも満足したところで長浜を後に。ハンドルを握るのは再びうに。
朝来た道を戻って彦根へ。
彦根では、車で場内を走り回れるのが変な感じ。
彦根城・キャッスルロード 車を止めてお城に向かったんだけど、かなり手前で入場料をとられるんですね、あそこって。
大阪城とか、普通の城って、本当の「城」そのものに入るまで結構自由に歩き回れるんだけど、ここは手前の堀までしか入れない。
しかも500円・・・。
ケチって入るのやめました。けちけちカップル(笑)。
でも車止めちゃったしって事で、彦根城近辺をうろうろしました。
彦根城近くにある、江戸時代の町並みを再現したキャッスルロードの、和ろうそくの店、城下町夢あかり館へ入る。
和ろうそくはもちろん、アロマテラピー用ろうそくや、茶香炉、オイルテラピー用具まで色々売っていて、手作りろうそくも作る事ができる。
うに的には手作りろうそく体験がしたかったんだけど、うに彼が「俺はしない」と言うので断念。一人でやっても楽しくないし、待たせるのもなんだかなって感じだし。でもちょっと心残り。やればよかったかな。
ちょっとぶらっとした後、甘味処分福茶屋へ入り、お抹茶を頂く。うに彼は田舎ぜんざい。それから名物っぽい、「つぶら餅」を頼む。
でもこのつぶら餅、「サービスです」ってタダでももらえた!見た目はなんと言うか・・・まん丸で、キツネ色でたこ焼きちっく。
餅の中にあんこを入れて、表面がカリカリになる程度に焼いたものらしい。これがなかなかおいしい!でも中のあんが熱すぎてうには唇ちょい火傷しちゃった・・・。

お店を出て再び彦根城へ。今度は大手門の方に回ってみて、それから駐車場に戻り、今後の予定を考える。
この時点で3時過ぎくらい。うにが琵琶湖を満喫したいと我がまま言って、帰りは国道じゃ無しに湖岸道路を走って、琵琶湖大橋を渡るコースにしました。
ここからもうにがハンドルを握る。
湖岸道路では結構車が走ってる割に渋滞もなく、流れていて、平均60〜80km/hで走れました。快適快適♪
ほとんどずっと琵琶湖を右手に見ながらのドライブで気持ちいい。さすがに西日がきらきらしてちょっと眩しかったけど。
途中みりんの母校の横を通ったり、菜の花畑を通り過ぎたりしながら琵琶湖大橋を渡る。
琵琶湖大橋とうに 琵琶湖大橋の西岸に道の駅があるのでそこで休憩をかねて、琵琶湖と戯れる。北湖よりはさすがに汚いけど、久々の琵琶湖。波と格闘する。
琵琶湖大橋と別れて、後は一路京都へ。
西大津バイパスでばびゅーんと京都入り。と言いたいところだけど、途中各所でぷち渋滞に巻き込まれる。
京都に入ったのは六時過ぎ頃。五条のGSでガソリンを(これまたケチって)1000円分だけ入れ、レンタカー屋さんへ。
返却予定の7時ジャストくらいに滑り込み返却。
前にJR系列のレンタカー借りた時は一緒にガソリン入ってる事と傷つけてない事を確認したんだけど、この時は口頭確認のみ(「ガソリン満タンですか?ぶつけてませんか?ハイ結構です」て感じ)。

それから今度は地下鉄に乗って四条へ。
前に電話して予約いっぱいだったまんざら亭NISHIKIへ飛び込みで行ってるもやはり満席。
なので近くにあるほっとけやへ行く。こちらは空いていてすんなり入れました。
ここで軽く飲みつつ晩ご飯。和風居酒屋と言う感じで、おいしそうなメニューが多い。カクテルよりは日本酒の方が多いかなと思う。
出てくる料理全部おいしい。ほっこりって雰囲気。オススメです。
おなかも満たされたところで今回の旅は終了!
今回はドライブ気分でいつも行く旅とはちょっと違う雰囲気。
でも滋賀県満喫したかなと思います。うに彼はしきりに佐川美術館に行きたがってましたが。
車で行くのと電車で行くのとでは趣が全然違いますね。うにはどっちも好きですが、車でドライブしてると「やっぱ車っていいな」と思いますね。
盆梅展に行きましたが、梅シーズンはこれからが本番!つぎは梅満喫の旅に出かけようかと思ってます。


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