ポンポン山〜2001.09.23 晴れ
JR高槻駅〜ポンポン山〜高槻森林観光センター



秋晴れの、歩いてると少し暑いくらいの陽気の日でした。
しかも三連休の中日でもあったので、高槻駅前から乗ったバスの中はハイキングに行くらしきお客さんでいっぱいでした。
今回のメインはなんといっても「ポンポン山」です。
正式名称は「加茂勢山(かもせやま)」といって、標高700m弱のあまり高くない山なのですが、何が興味をひくかというと、 その俗称のとおり、頂上で足踏みすると、「ぽんぽん」と音が響くって言うんです!!
これは高校の時に先輩から聞いて知っていたんですが、本当かどうか確かめたことはなくて、東海自然歩道の本にも「真偽は自分で確かめていただくとして…」 なんて、とても思わせぶり。これは実際行ってみなくては!という事で今回のコースが決定しました。

本山寺手前 JRからバスに乗ること15分程度。高槻駅前はデパートがあったりして栄えてるのですが、10分もバスに乗っていればもう田舎風景に変わっていきます。
原立石というバス停でバスを降りて、神峰山(かぶさん)寺という看板に従って進んでいきます。
神峰山寺は結構大きくてきれいでしたが、今回は横を通り過ぎました。
この神峰山寺から、山の上側にある本山寺の駐車場まで、ずっと舗装された道を歩きます。
歩きやすいですが、道幅はそんなに広くないので、車が通過するときには注意してください。

本山寺は神峰山寺ほど大きくはないですが、休憩にはちょうどいい所にあります。
バス停からここまで(ちなみにこの先も)ずっと登りなので、ちょこちょこ休憩を取っていったほうがいいのではないかと思われます。

ポンポン山頂上に近づくと、「あと○m」の看板がちょこちょことたっています。それを心の支えに上っていくと、だんだん人声が近づいてきます。
上っている途中はそれ程人に会わなかったのですが、頂上近くになると「どこから出てきたん?」って言うくらい結構な数の人がいました。
頂上は南側に開けていて、登りきった気分を十分に味あわせてくれます。
頂上に上ったらさぁ!噂を確かめてみなければ…!!足を上げて…!!!!!!
音がしたかどうかは、いつかこれを読んだ人が行くときのことを考えて、書かないことにします(笑)。

さて、問題はここから。私と友人、道に迷ってしまいました(笑)。
京都に降りていくはずが、往きとは違う道から、またも高槻に逆戻りしてしまったのです。
でも別に行った事がある友人も「迷った」と言っていたので、わかりにくい道なのかもしれません。
ちなみに私達は、「ポンポン山」の看板の後ろ側にある道を降りていきました。多分、この看板の右側(私が立っているほう)に、 京都に続く道があるのかと思われます。

道に迷ったかなと思い始めたのはもう、山を降りてしまったところで、また戻る気にもなれず、しかも同行の友人が突如の腹痛。 道を探すよりもトイレを探すのに躍起になってしまいました(笑)。
山を降りたとはいえ、山間の中でお店もないですから、トイレを探すのも一苦労。そんな時に行き着いたのが「高槻森林観光センター」です。
実はここ、私が大学の頃、実習で来たことがあります。アスレチックやしいたけ狩り等ができるんですが、温泉も湧いていて、一人700円くらいで入れます。
予定より時間が早かったので、温泉に入っていくことに。これが今後、ハイキングの帰りに温泉に入るようになるきっかけでした。
しかし温泉と入っても脱衣所がとても狭い。そして浴槽もそんなに広くなく、大阪近郊なせいか、とても人がたくさんいて、のんびりするどころではありませんでした。

ちょうど捨て犬フェア(もとい、ペットを捨てないで&捨てられた動物引き取りませんかフェア)をしていたので、犬と戯れ、 アスレチックで遊び(久々に無邪気にシーソーで遊んでしまった…)、バスで高槻駅まで帰りました。
道に迷ったのは残念でしたが、温泉はいいものだと発見しました。やみつきになりそうです。
くれぐれもポンポン山に登るときには、道に迷わないよう、気をつけて下さいね。


戻る