ワシントン.D.C 2011.09.02〜04 晴れ・にわか雨



今回の旅行はうに次のために発案されたと言っても過言ではない。そもそもうに夫が九ヶ月以上も前に行った、スミソニアン航空宇宙博物館別館(The National Air and Space Museum STEVEN F. UDVAR-HAZY CENTER)の写真をうに次が大いに気に入ったこと。
実際見せてあげたいねぇと言う話をしていて、ここ以外の航空博物館とかも検討していたら、たまたま頂いた飛行機のおもちゃがその博物館にある世界最速機(有人ジェット機というカテゴリ内での最速。なんと時速3,529.56km!!)ブラックバードの元になった飛行機で、うに夫から「ブラックバード」と言う名前を教えられたうに次は「ぶらっくばぁどぅ!」とご機嫌で言うようになった。
これは本物のブラックバードを見せてあげねばならぬだろう、と言う事で、ワシントン旅行が決定。首都だし、一回はいっとかないと、と言うのもあって。
この週末+月曜日はアメリカはレイバーデーで三連休。学校は何故か金曜から休みで四連休だったので、金曜から日曜まで行く事にした。最初は「一泊でいいんちゃうん?」といううに夫を強く説得して二泊に延ばすことに成功。
二日金曜はボストン8時の飛行機だったので5時起き。子供は5時半くらいまで寝かせてあげようと思ったけど、「旅行〜!」と超ご機嫌で起きてきた。驚異の寝起きの良さ・・・。
うに次の憧れ・ブラックバード6時には家を出て、順調に空港に到着。飛行機に乗ってから持参したパンを朝ご飯に食べる。
1時間半くらいでダレス国際空港に到着。そこからシャトルバスが出てるんだけど、朝一のバスは10時半。それを待ってると30分のロスがあってもったいないのでタクシーで移動。バスだと一人50セント(子供たちはまだ無料)なのにタクシーだと20ドル(!)くらいかかった・・・。
入り口を入ると向こう側にもう飛行機が見えるのでうに次はかなり興奮気味。でも入り口で荷物チェックを受けないといけない。スーツケースも全部あけろ、と言われてもたもたと開ける。危険物などがないか全部見られる。ちなみに博物館の入場料は無料。と言うか、スミソニアン系博物館はアメリカの財源やら寄付やらミュージアムショップの売り上げやらで運営がまかなわれているので全館入場無料なんだそう。超太っ腹。
さて、荷物チェック後、荷物(スーツケース)を置いておける所はあるかと聞いてみたら、あっちにロッカーがあると言われて行ってみたけど、明らかにスーツケースが入るサイズではなくて断念。仕方なくごろごろ連れて歩く。
入り口からまっすぐ歩くと、そこは二階部分で、すぐ下にはうに次憧れの(?)ブラックバード、そのずっと先にはスペースシャトルがこっちを向いておかれている。
うに次は「ひこーき!ひこーきー!ぶらっくばあどぅ!」と言いまくってかなり嬉しそうだった。良かったねぇ。うにっ子も「飛行機いっぱいだよ〜!」
そこからぐるっと館内を見て回る。飛行機はもちろん、ヘリコプターとかハングライダーとかエンジン部だとかミサイルだとかホント色んな物があって見ていて楽しかった。
ただやっぱり第二次世界大戦に関わった紫電・改や桜花、広島に原爆を投下したエノラゲイなどを見ていると複雑な気持ちになる。他のミサイルを見ていて「これは何?」「ミサイルって、何?」と無邪気に聞くうにっ子に簡単に答え、「こんなのがいらないようになるといいね」と心から思って言った。
その後も館内をうろうろ見て回ってる間に早起きに疲れたうに次はベビーカーで昼寝。
途中、布の中に空気を送ってドーム型になっているのがあって、うにっ子が「みたーい!入りたい!」と言うので行ってみた。簡易プラネタリウムみたいで、でも星中心と言うより望遠鏡の歴史に近いような感じ。ベビーカーから降ろされたうに次も起きて一緒に見た。
その後宇宙コーナーみたいなところでスペースシャトルや各種ロケット(の模型)を見て回る。うにっ子に「ロケットの運転士になる?」と聞いたら「ならない」と即答された。興味ないみたい。残念。
それから宇宙飛行士の着る宇宙服を見たり触ったり、ダレス空港が見える展望台に上ったり。うに次は久々に動いてる飛行機を見られて喜んでた。
たくさんの飛行機13時くらいになってしまったので、館内でお昼ご飯。中にはマクドナルドしかないので必然的にマクドナルドでお昼ご飯。
食べ終わって横にあるギフトショップを見る。イエローストーンでうにっ子にバイソンのぬいぐるみを買ってあげたので、うに次にも何か、と思って見てたら、スペースシャトルのおもちゃが欲しいと言うので買ってあげることに。そうそう、前述のブラックバードの元である飛行機も売られてた。ここで買ったのかな?
博物館から空港へのシャトルバスが13:45発でそれに乗り込む。びゅ〜んと走って15分弱。
空港からワシントン市街地へは路線バス(高速バス?)に乗る予定をしてたんだけど、シャトルバスが停まった所がちょうど路線バスのバス停と同じでラッキー。しかもバス発は14時。グッドタイミング。
シャトルバスを降りてしばらく待つと路線バス5Aがやってきた。運賃は大人6ドル。現金支払い。一枚一枚運転席横の機械に紙幣を入れるのでやたら時間がかかる。車内はそんなに広くなくて、この時も席は埋まってた。荷物を置けるスペースもなくて、我が家の大きなスーツケースは通路を半分くらい埋めてた。ごめんね・・・。
ダレス空港からワシントンDC中心部へはバスで4・50分くらい。うにっ子はバス内で爆睡。スペースシャトルを買ってもらったうに次はうきうきとそれで遊んでいた。
ハイウェイを走り、ワシントン中心部にどんどん近づくバス。途中ペンタゴン(アメリカ国防総省)の横を通った。外からしかも遠目に見ると単に大きな建物、と言う感じ。
やっと終点に着いたけど、L'ENFANT PLAZAと言う名前の終点と言う事だったのに、実際にはDSt&7th Stと表示されてた(確か・・・)。あれ?まだ終点じゃないのかな?と思ってたら運転士が「終点だぞ、降りろ−」みたいな事を言ったので、みんなあわあわ降りる。
何はともあれスーツケースが邪魔なのでホテルに置きに行くべく歩き始める。中心部を通っていくんだけど、都市部だから?首都だから?ホームレスらしき人があちこちに見える。やっぱり失業率は高いんだな・・・。
歩いて行けるだろうとどんどん歩いたけど、観光地をずっと通り抜けるので人は多いし、実は途中で登り道になるしでだんだん疲れてきた・・・。ふう。
ホワイトハウス途中ビジネス街も通ったけど、新しい建物と、レトロで古い建物が混在していておもしろい。でもいかんせん暑いし遠い・・・。ここはバスか地下鉄に乗るべきだった・・・。
今回のホテルはHILTON GARDEN INN WASHINGTON DC DOWNTOWN。各観光スポットにそこそこ近く、質もそこそこ、値段もお手頃と三拍子そろってたのでここに決めた。まぁ、L'ENFANT PLAZAからは遠かったけどね・・・。
外見とロビーは何だか高級感が感じられたけど、部屋は普通のアメリカンホテル。まぁ、そんなもんでしょう。
荷物を置いてほっと一息ついて、晩ご飯もないことだしまた外へ。
ホテルから一番近い観光スポット、ホワイトハウスへ向かう。ホテルから徒歩5分かかるかどうかくらいの所にあるんだけど、途中の道にも結構観光客がいたし、ホワイトハウスの前は写真を撮る人がかなりいた。
ちなみにホワイトハウスをはさむようにして通っている上下の道は通行止めになっていて、警察官が何人も立って監視している。まぁ、滅多なことは出来ない。
ホワイトハウスは思ってたより若干こじんまりしていて、でもさすがに綺麗だった。こんな風に意外と間近に見られるところにアメリカの大統領が住んでるなんてなんか不思議。
ホワイトハウスを後にして、ピザ屋で晩ご飯。おいしいんだけど、実はここうちの近くにもあるチェーン店(?)。探すのも面倒だったし、おいしいからいいんだけど・・・。旅行に出た特別感がない・・・。
帰りにホテルのすぐ近くにあるドラッグストアで飲み物など買っていく。部屋に戻ったらお風呂に入ってすぐ就寝。さすがにいっぱい歩いたりして疲れたのか、子供たちも比較的にすぐに寝付いた。

今朝は6時半起き。の、予定が部屋の時計がずれていて結局7時前。部屋で持って来たパンとかを食べて朝ご飯。午前中メインの施設が10時オープンなので、ちょっと時間を潰して8時半過ぎに部屋を出た。
ホテルから北へ少し歩いたところからサーキュレーターと言う名前のバスに乗る。このサーキュレーターが今回の旅行大活躍。サーキュレーター万歳!!と言いたい。
ユニオン・ステーション内部このバス、何と運賃がたったの1ドル。で、どこまででも行ける。しかも10分か15分おきに来る。もう最高です。路線自体はそんなに多くなくて、5カ所くらいなんだけど、行きたい場所に近ければバスより地下鉄よりずっとおすすめ。
そんなサーキュレーターに乗って向かったのがユニオン駅(UNION STATION)。何よりその建物が綺麗で、しかも最近TVのCMで見たことがあって(ちなみにCMの内容自体はかなりくだらない・・・)行ってみたかったので。
サーキュレーターをおりるとどーんとかなり巨大な、ギリシャ神殿みたいな建物が建っていた。それがユニオンステーション。・・・駅ですか、ここ・・・。
外側にも彫像がいっぱい立ってるし、内側も天井は高く、あちこちに綺麗な装飾が施されている。この迫力というか、見応えは想像以上。来て良かった。
駅なのでホールの奥へ行くと電車のチケット売り場があって、そのさらに奥には乗り場へ続く道があって人が並んでたり。ボストン行きの電車も走っていて、所要時間は7時間くらいだそう。乗ってみたい気もするけど・・・多分最初の2時間くらいで飽きるだろうな。特に子供たちが。
あっちでもこっちでも写真を撮り、なんだかんだ言って1時間くらいユニオンステーションを満喫した後、気を取り直してメトロ(地下鉄)に乗ってNational Zoo(正式名称はThe Smithsonian National Zoological Park)へ。その名の通り動物園。
何とここには私の愛するパンダがいる!との事で、私の強い要望により行く事になった。ふふふ、パンダ万歳。
最寄りの駅から歩くこと10分弱(しかも登り道・・・。遠い)でやっとこさ動物園に到着。開園20分後くらいだったからか、そんなに混んでなかったけど続々人は来ていた。
早速入り口近くのパンダを見に。パンダがいる所の上部にあるカフェテリアからパンダが見られるのでそこからパンダを眺める。おぉー!笹食べてるぞ!!うにっ子もうに次も生パンダは初めてなので「ぱんだ〜!ぱんだ!」と喜んでた。
その後パンダが移動して上から見えないところに行ってしまったのでこちらも下へ降りてさらにパンダ見学。その後屋内のパンダコーナーへ。ここには私以上の熱烈パンダファンぽいおばさまたちが何人もいて(パンダグッズを持ってカメラを手に待ち構えてた)、パンダの一頭は先日誕生日だったとかいってのこのこ外から入ってきたパンダを目の前に「ハッピーバースデー」の合唱してた。すごいパワー・・・。
室内パンダパンダ園舎を出るとぽつぽつ雨が降ってきたので、子供たちにはレインコートを着せて次はゾウの所へ。が、着いたと思ったらゾウが通路を通ってどこかへどしどし行ってしまった・・・。残念。
違うところへ行こうと思ったら急に雨が激しく降ってきたので、その場に足止め(屋根があったので)。子供たちはちょっとおやつを食べたりして休憩。遠くの方で雷が聞こえたりして、雨はなかなか弱まらない・・・と思ってたらゾウが戻ってきたので親子共々ゾウに見入る。
ゾウを見終えた頃には雨も小降りになってきたのであちこち園内を回る。お昼も園内で食べたけど、この時買ってもらったパンダのカバンにうにっ子は大喜びしてた。
お昼後は早々にベビーカーで寝てしまったうに次はさておき、動物に触れるコーナーやら(牛に触ってた・・・)一番奥のクマコーナーを見て回る。クマコーナーではクマ二頭が激しくじゃれ合ってて見ていて楽しかった。
こんな動物園が(しかも無料!)がうちの近所にあったら、暇さえあれば来てるだろうな・・・。うらやましい。しかし園内は微妙に高低差があって、登りはちょっとキツイ。
メトロの駅に戻ると、駅前にサーキュレーター乗り場があるのを発見。うちにあるガイド及びホテルでもらった地図には載ってなかったけど、ここからちょうどホテルのすぐ近くまで走ってるようだったのでこれに乗って帰る。いや〜、便利。しかも格安。嬉しい。
ホテルに戻っていらない荷物(おやつとか)を置いて再び出発。本当は午後は博物館へ行こうと思ってたけど、予想以上に動物園で時間を使ったので、リンカーン記念館(Lincoln Memorial)へ行く事に。
連休の土曜とあって、途中通ったホワイトハウス付近はもちろん、博物館などがあるNATIONAL MALLからリンカーン記念館まであっちにもこっちにも人がたくさんだった。
リンカーン記念館に行く途中ににょっきり建っている、ワシントンDCで一番高いワシントン記念塔(Washington Monument)はホントは登れるんだけど、先日ワシントン付近で起きた地震でヒビが入ってただいま入場禁止・・・。残念。
さらにワシントン記念塔とリンカーン記念館の間に広々と広がるReflecting Poolは工事中で全部掘り返され、プール・水の気配は一切なし・・・。これまた残念過ぎる。
うに夫と「ここってフォレスト・ガンプが入ってったプールがあったとこやろ?」とか話してたら、それを聞いたうに次が厳しい口調で「はいんない!こうじちゅー!」と一喝(笑)。はいはい、君が正しいですよ。
リンカーン記念館はこれまた建物がユニオンステーションみたく神殿のように大きくて威厳がある。さすが一大観光スポット兼、三連休の土曜と言う事で入り口前の階段から広場まですごい人。ぎゅうぎゅうする程ではないけどぶつからないように気をつけないとと言う感じ。
リンカーン像そして肝心のリンカーン像はこれまた思ってたより巨大でびっくり。等身大よりやや大きいくらいかと思ってたけど、全然。ずっと大きい。
リンカーン記念館を後にして次は北へ少し歩いた所にあるアインシュタインの像を見に行く。うに夫がみたいと言うので。
あんまり知られてないのか、はずれにあるからみんな来ないのか、数人の人がいるだけだった。でもアインシュタインも意外にでっかい。うにっ子やうに次は膝に二人で乗れるくらい。
うきうきと写真を撮った後はホテルの方へ向かい街中をぷらぷら。時間も時間だった(5時過ぎ)ので、晩ご飯を食べられそうなレストランを探しつつ、結構な距離を歩く。途中、昨日も通った辺りも通りつつ、ホワイトハウスの北側も通りつつ、翌朝食べるパンも買い足しつつ・・・としてたら気がつけばホテル傍まで帰って来ちゃった。あら?晩ご飯は・・・?
仕方なくホテル横のちっちゃいレストラン(と言うかカフェ?)で食べようと言う話をしてたらもう閉まっちゃってるし・・・。土曜なのに5時閉店ってどうなの・・・。
だいぶ疲れてきて色々探すのも面倒だし、結局途中目についたマクドで晩ご飯。わびしい・・・。旅行なのに二度目のマクドナルド。
マクド晩ご飯を済ませてホテルに戻り、お風呂に入って就寝。今日も暑いし歩き疲れてすぐ就寝。お疲れ様でした・・・。

今日はNATIONAL MALLにある博物館を回る予定だったのでちょっと遅起き。7時に起きる。またまた部屋でご飯を食べ、片付け・準備。9時前にはホテルをチェックアウト。でも初日の教訓を生かして、スーツケースはホテルで預かっていてもらう事に。
少し離れた所にあるサーキュレーター(RED LINE)に乗っていざ航空宇宙博物館(The National Air and Space Museum)へ。一昨日行った別館の、本館の方。って、わかりづらいな・・・。
到着したのは9時半頃で、オープンまで30分くらいあったので、うろうろ時間を潰す。そうこうしてるうちに人が集まりかけてきたので扉の前の列に並んでみる。
途中警備員のおじさんが「あと5分だから待ってね〜」みたいな事を言ったりするのを聞きながら気長に待つ。と、とうとうオープン。みんなぞろぞろと入っていく。
入り口入ってすぐのところで、ここでも手荷物検査が。今日は身軽だったし、X線検査だけだったのですんなり。
入って正面に月面着陸したアポロ11号が!よくこんなので月(宇宙)に行ったなぁ・・・。正直すぐ壊れそう(苦笑)。
手前がアポロ11号と、気がつきもせずに通り過ぎた所に実は月の石が展示されていて触れるようになっていた。慌てて戻って触ってみた。が、あちこちから人の手が伸びまくり、うにっ子は「触っていいの?」と言う感じでおろおろしてた。月の石は触られまくってすっかりつやつやしていて「うわ〜、これが!」という実感はほとんどなかった。
あちこちに飛行機やロケット関連の展示がある。うに次はまたまた「ひこーきぃ!」とご機嫌。別館とは違い、歴史や背景、データなどの掲示も多い。普通の博物館、の、かなり規模が大きいもの。
うに次やうにっ子の興味の赴くまま、手近なところから、と適当に回っていたらあれよあれよと言う間に人が増えてきてびっくり。三連休中日の日曜だから?
うろうろ見て、最後にギフトショップを見て回り、気がつけばお昼1時前だったので、併設のフードコートへ。混んでたけど、客席部分がかなり広いのですんなり座れた。でも結局は三度マクドナルド・・・。なんだかんだ言って毎日マクドナルドを食べてる私たち・・・。ちなみにうに次はフードコートに着く前に寝入ってしまった。
航空宇宙博物館を後にして外に出る。暑い〜・・・。次は自然史博物館へ。こういう一番オーソドックスな博物館ってかなり久しぶりな気がする。
こちらも建物が豪華で見応えがある。でも入り口前にそこそこ長い階段があって、ベビーカーで寝てるうに次はどうしよう・・・と思ってたら、うに夫が他の入り口(バリアフリーになってるらしい)へ回るとの事で、私とうにっ子だけ先入って二人を待つ。ここも人の手による手荷物検査あり。
入ってすぐ大きな吹き抜けのホールになっていて、そこに大きな像の剥製がどーんと展示されている。吹き抜けだし、そこそこ広いんだけど、午後も言い時間と言う事でかかなりの人で混み合っていた。
待てど暮らせどうに夫とうに次が来ないので、電話をかけたけど出ず。もしかして外で助けを求めてるのか?と思い、一回外に出たけどいない・・・。また手荷物検査を受けて再び中へ。と、そこへうに夫から電話がかかってきて無事合流。うに次も起きていた。
まずは人気の恐竜コーナー(と言うか進化のコーナー?)へ。うに次もうにっ子も初めて見る恐竜の化石・骨を食い入るように見てた。でもうに次は恐竜と言うよりお化けだと思ってた節があるけど・・・。
恐竜の辺りからずっと進化の過程をたどって行くんだけど、もう人がかなり多くて疲れた。トイレも並んでたし。
自然史博物館ホール次にホールすぐ裏手の海の展示コーナーへ。ここは天井から巨大な鯨のレプリカが釣られていてかなりの迫力。
隅っこに熱帯魚が泳ぐ水槽があって、しばらく前にファインディング・ニモを見たうにっ子とうに次は「ニモ〜!」「ドリー!」と嬉しそうに見てた。
それから二階に上ってホープダイヤモンド(の首飾り)を見る。巨大。照明のおかげもあるかもしれないけど本当にキラキラ光っていて存在感たっぷり。でも私がつけていても誰一人として本物だとは思わないだろうなぁ。
その後また一階に戻り、ほ乳類のコーナー(色んな動物の剥製がいっぱい)をぐるっと回り、ギフトショップを見て自然史博物館を後にする。
人も多かったし、全部を見るには広すぎた。また機会があれば来てじっくり見てみたい気もするけど、無理かなぁ・・・。
この時点で16時過ぎ。帰りの飛行機は20時過ぎなんだけど、空港で晩ご飯を食べる予定だったので早めの離脱。うに次が起きてたし、今度はみんなそろって正面から外へ。
ちょうど真向かいに「キャッスル」と呼ばれるスミソニアン協会本部があったので見学に。他の建物と違い、赤みがかった建物で、まさにキャッスル(城)風というか、教会のようにも見える。
入り口でまた手荷物検査。中には小さなショップと、スミソニアン系博物館の場所模型があったり、端の方に色んな博物館にちなんだ物が展示されてる部屋があったり。
一通り見てキャッスルを出てメトロの駅へ向かう。その名もスミソニアン(Smithsonian)と言う名前の駅からメトロに乗る。
空港はホントはずっと先のその名もロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(Ronald Reagan Washington National Airport)と言う駅にあるんだけど、ホテルに預けている荷物を引き取るためにMCPHERSON SQUAREで途中下車。
とは言え全員で降りて取りに行くのは大変なのでうに夫だけホテルに向かってもらい、私と子供たちは駅のホームでうに夫待ち。お昼をちゃんと食べてないうに次と疲れてお腹の空いたうにっ子はおやつを分け分け。
そうこうしてるうちにうに夫がスーツケースとともに戻ってきたのでみんなそろって再びメトロに乗る。20分くらい乗って空港に到着。意外と降りる人は少ない。
スミソニアンキャッスル我々が行きたいターミナルAへのシャトルバスはこちら、と書かれた看板があったけど、時間はたっぷり2時間くらいあるし、のんびり歩いて行くことに。
途中お土産屋さんをのぞいたりしながらターミナルAへ向かったんだけど、だんだん寂れて人も少なくなっていく感じ。今日の晩ご飯こそはちゃんとしたレストランでちゃんとしたご飯を!と思ってたのに・・・大丈夫?この感じ・・・。
と怪しみながらも進んでいったけど、案の定ターミナルAはかなり微妙な寂れ具合。人も少ないし、店も少ない。先にチェックインだけ・・・と行ったカウンターのおばさんたちは優しかったけど。
カウンターの先の方を見たり、聞いたりしてもやっぱりこのターミナルにはレストランというのはないみたいで、ピザとかサンドウィッチとかだけみたい。仕方なく再び中心のターミナルBへ歩いて戻る。遠いな〜。ホント今回の旅は歩いてばっかだな。しょうがないけど。
ターミナルBに戻ったけど、ぱっと目に入ったのはダンキンドーナツともう一つどこかのカフェ系の店と、メキシカンの店。唯一メキシカンだけがレストランぽかったし、ややちゃんとしたご飯ぽかったのでそこで食べる事にした。
多分メキシカンって初めて食べる気がするんだけど・・・。感想はまぁ、ぼちぼち。でもまた好んで食べに行こうとは思わないかなぁ?
食後またぶらぶらとターミナルAに戻り、セキュリティチェックを抜けて中へ。ボストンは結構セキュリティがゆるかった(子供は靴はいたままでOKとか、上着は脱がなくていいとか)のに、ここは厳しかった。おばちゃん無愛想だったし・・・。
搭乗口の前の椅子に座ってほっと一息。閑散としてたターミナルAだけど、いつの間にかこの辺りは人でいっぱいになっていた。
8時頃無事飛行機に乗り込み、後は一路ボストンへ。20時過ぎの飛行機だったのでうに次とうにっ子は寝るかな?と思ったけど、前の座席の背もたれについてるモニターの番組(イヤホンがないので映像のみ)を食い入るように見ていて、途中うに次は「おかあさん、いっしょ、ねる?」とか言って眠そうなそぶりを見せつつも結局一睡もしないままボストンに到着。
荷物を引き取りに行くと、使わないと思ってスーツケースと一緒に預けたベビーカーが出てこない・・・。え〜、どうして??
近くにいた荷物チェック係のお姉さんに聞いたら「あぁ、ストローラーとか大きいのはこっちの裏側よ」と言われ、少し影になった所へいくとででんと置かれてた。いつもは搭乗口まで持って行って預けるから、ベビーカーはスーツケースと一緒に出てこないなんて知らなかったよ・・・。
駐車場までのバスがなかなか来なくて結構待ったけど、やっと来たバスに乗り込んで駐車場へ。車まで戻ればあとはもうすんなりと家へ。子供たちは車内で爆睡。
今回の旅はとにかく歩きが多くて大変だったな・・・。博物館自体はもう少しゆっくりじっくり見たかったけど、そのためにもう一回ワシントンへは行かないかな〜。
夏旅行とそんなに間を置かずに今回旅に出たので、これでしばらくは旅行は控える生活になる予定。



戻る