鞍馬寺〜2001.11.10 晴れ
叡山電鉄鞍馬



今日は原光庵前(京都・千本通りの北突き当り)から鞍馬にかけての行程・・・の予定でしたが、一緒に行く友人が朝から足が痛いと病院に行くと、アキレス腱を痛めてる事が判明したので、 急遽予定変更。鞍馬寺へ参拝してから鞍馬温泉に入るコースに。
本来予定していたコースだと、貴船から鞍馬寺に抜ける道を通ります。 昔一度通った事がありますが、山の中を抜けるのでさすがに足を痛めていては無理でしょう。
鞍馬寺前 ただ、この道は東海自然歩道ではなく、自然歩道の通りに進むと、叡山電鉄に沿って進むことになります。

叡山電鉄も昔は本当に単なる田舎線(沿線にお住みの方、ごめんなさい)だったのですが、最近は車両もきれいなものが増えて、だんだん観光向けになってきてるなと感じました。
初めは住宅街の中などを走り、途中大学がありますが、大学から先は住宅も減り、山の中に入っていきます。
途中、両脇をもみじにはさまれた所があるのですが、そこで突然、「今から紅葉のきれいな場所を通ります。速度を下げて運行いたしますので、 どうぞお楽しみください」と車内放送がかかり、ゆっくりゆっくり走ってくれました。これには車内のお客さんみんなが「すごいサービスやなぁ・・・」と笑っていました。

鞍馬寺駅に到着すると、かなりの観光客の数で、電車の到着を待つ人も多く、お土産屋の前にも人だかり、といった様子。もちろんお寺の境内内も人でいっぱいでした。
今回は本道へあがるのにケーブルを利用しましたが(ちなみに「牛若3号」という名前らしい・・・)時間があって足腰に自信のある方は、歩いて上ったほうが色んな建物もみることができるので、 歩くほうをお勧めします。

本堂に上がると、周りの山が見渡せて、とても気持ちよかったです。ただ、針葉樹が多いので、紅葉を満喫するにはちょっと物足りないかな。
本道の左手に、前述の、貴船に抜ける道があります。その道の途中にも牛若丸にまつわる建物や史蹟がたくさんあります。
本堂近くの紅葉
鞍馬寺を後にして、鞍馬温泉へ。叡山電鉄の駅から送迎バスも出ていますが、歩いてもそんなに遠くはありません。
さて、鞍馬温泉ですが、入湯料は1100円。というのは露天風呂のみで、ジャグジーやサウナなどがある大浴場にも入って、露天風呂にも入るには2500円かかります。 さすがに2500円は高いだろうということで、大浴場のほうには行かず、露天風呂だけに入ってきました。
露天風呂は大浴場から離れたところにあり、脱衣場もちゃんと別に用意されています。中は露天風呂と、屋内に水風呂があり、シャワーなども完備しています。広さも結構広く、10人位入っても、まだ余裕がある感じです。
露天風呂はやっぱりとても気持ちよくて、のぼせそうになると水風呂に入り、火照りが収まったらまた露天風呂に入る、これを2・3回繰り返していました。
ただやっぱり露天風呂だけに1100円というのは高いと思うし、脱衣場もやや狭いので、よし、またいくぞ!という気持ちにはならなかったですね。露天風呂のよさだけは再確認しましたが・・・。

帰りは楽して、送迎バスで駅まで行き、そこからまた叡山電鉄で出町柳へ帰りました。
今回はほとんど歩かなかったので(でもそれはそれで楽しかったですけど)また今度歩いていってみたいコースでした。鞍馬温泉に入るかどうかはわからないですが・・・(笑)。

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