ニューイングランド地方唯一の自然国立公園、アケーディア国立公園に行きたいねと言いつつ未だ行ってなかったので、この三連休行く事に。
が、残念ながら先週雨で流れた日本語学校運動会が24日の土曜日行われる事になったので、出発が遅くなってしまった。
運動会終わってすぐ出発。2時過ぎくらいかな？通常なら12時なので2時間遅れ。でもまぁ、お昼ご飯は食べ終わってるのでそのまま北へ。
久しぶりに遠出してる感じ。95号線から295号線へ。ひたすら北上。
2時間くらいノンストップで走ってL.L.Beanの本店があるアウトレット、フリーポートに到着。この時点で4時過ぎくらい。
運動会があったら遅くなるから帰りの日に寄ろうかと言ってたけど、休憩がてら寄っちゃった。
ひとまずL.L.Bean前のブーツオブジェで写真を撮って、レンサムアウトレットにはないTHE NORTH FACEへ。
一階が女性服、中二階が子ども服+靴、二階が男性服+リュックとなっていて私が一階を見てたらうに次が飽きてきたので、うに夫とうに次は二人で移動。
めぼしいのを何着か見繕ったけど、値段表示がよくわからず(50％オフ！となってるけど、定価からなのか、割り引かれた値段からなのかがナゾ)、もし割引から50％オフなら、と言う一着と、どっちがいいかなぁと言う二着をキープして上に移動。
子どもエリアで子供たちのを見たけど、大人ほど安くなってなさそうなのと、種類・サイズがなかったので特に何も確保せず。
うに夫もあれこれ見て確保していた。あとサンプルリュックコーナーでうにっ子用リュックをゲット。うに次は特になかったけど、ぐずらず待ってて成長したなぁと。遊んでたけど。
うに夫がまだ見るというので子供たちとうろうろ。靴コーナーの椅子で休憩したり。
なんだかんだで結構長居した後、いざレジへ。私が二着、うに夫が二着、うにっ子のリュック。リュック以外はさらに10％オフでお得。ノースフェイスとしては破格。ほくほく。
移動だなんだで疲れたのでスタバでお茶。その前にうに夫は自分用にもサンプルリュックが欲しくなったようで一人ノースフェイスに戻る。
スタバで休憩した後はAbercrombie&Fitchへ。通常店より明るくて普通の店みたい。ここは元から子ども服はないので私とうに夫が好きにチェック。ここでもお利口な子供たちに感謝。
気付けば時間は6時くらい。ホテルまでまだ移動しないといけなかったので、少し早めに晩ご飯を食べる事に。
なかなかよさげだった店は予約なしでは1時間待ちと言われたので別の店に行ったけどそこも混んでいて断念。
結局普通のバーガー屋さんへ。
食べ終わって7時くらい、さらに40分くらい95号線を北上して一般道へ。そこから東に向かって進んでいく。だんだん暗くなっていって、雨が降ったりやんだり。
フリーポートを出て1時間半くらいして今夜の目的地に到着。もう真っ暗。
この日はBelfastという小さい町のColonial Gables Oceanfront Villageと言うモーテル泊。意外にも満室らしい。私たちが泊まったのは長屋みたいな建物の一室だけど、いい部屋はちょっとした一軒家みたいな感じ。オーシャンビューだし。
見かけによらず、バスルームは最近改装したようで綺麗。
いつも寝ている時間は過ぎているので子供たちは即お風呂・歯磨き・就寝。運転に疲れたうに夫も一緒に。少し遅れて私も。

寝るのが遅かったのに、海に面したドア(外はバルコニー)にカーテンも何もなくて明るかったのか、うに次が5時過ぎに起きてしまった。ついでうにっ子も。
今日も最初は移動になるのでそこで休めばいいかなと起きて朝ご飯。朝食付きじゃないので持って来たパンとかヨーグルトを食べる。
チェックアウトして、一応プライベートビーチみたいになっている海岸線に出てみる。が、意外と海が綺麗じゃなくて残念。海藻がやたら多い。水が濁っている。そして寒い･･･。
子供たちがちょっと貝殻を拾ったところで出発。今日ももっと北へ。
一般道のUS1をずっと行って途中で東へそれて、橋を渡ってアケーディア国立公園のある島へ。何はともあれ入ってちょっとしたところにあるビジターセンターへ。
8時半オープンでまだ9時前だったのにそこそこ車が停まってた。
ビジターセンターで地図をもらったりムービー見たり入園料払ったり。あと恒例のジュニアレンジャー用アクティビティブックをもらう。
そうそう、この辺りで見られると言う鳥はもうちょっと南に行かないとダメと言われて残念。その後調べたらそれを見に行くクルーズみたいなのがあるらしい。
見られないのはしょうがないのですっきり諦めて、レンジャーのお姉さんに教えてもらったオススメスポットへ。
アケーディア国立公園のある島はV字の、広がった部分が南を向いているような形で、その東側に色々見るべきスポットがあり、そのスポットをぐるっとつなぐPark Loop Roadがある。
その道を通ってまずはNature Centerへ。そこから歩けるトレイルが何本かあって、そのうちの一つEmery Pathと言う名前の、山の斜面をつづら折り状に登っていくトレイルを歩くことに。
途中ちょっと急な石段とかがあったんだけど、子供たちは危なげなく登っていた。走ったりしてるし。元気。
少し登ると木立を抜けて視界が開けて絶景！公園外にある、バーハーバーという町を中心に、すぐ足下の湿原、低い山、町をはさんで向こうは海、船、小島。いいねぇ。
景色を楽しみながら上って行くと分かれ道に。道しるべが立ってたんだけど、どうやらEmery Pathはここでおしまい。さらに登る道もあったんだけど、お昼の時間とかその後の予定を考えると時間がなさそうだったのでここでUターン。
ループロードをはずれてバーハーバーの町へ向かう。ループを外れて少し走るとあっという間に普通の道。バーハーバーに入ると小さいながら観光客向けの店がいっぱい。そして観光客もいっぱい。
お昼を食べるべく駐車場を探すものの、これだけ人が多いとやっぱりあちこち埋まっていて右往左往。ほとんどの道路沿いが路駐出来るんだけど、そこも全部埋まってる。混んでるなぁ。
何とかスペースを確保して町をうろうろ。観光客を見込んだレストラン、お土産物屋が軒を連ねていて、完全に観光スポット。すぐ横は自然あふれる国立公園のはずなんだけどな。
混んでる分中心部の店はどこも人でいっぱいで、少し離れている店でお昼ご飯。口コミではそこそこ良い感じだったんだけど、改装したらしく(と言うかぱっと見まだ改装中みたい)ウェイトレスのおばちゃんの言葉を信じるならこの日が再オープン初日だとか。おかげで細々残念な感じでした。
食後再び車に乗って公園区内へ。向かうは公園内で一番高いCadillac Mountain。てっぺん真横に駐車場があって楽ちん。ただ、駐車場は大きくはないので2週目でスペースゲット。ラッキーでした。
駐車場から頂上付近にちょっと歩いて登って絶景！ぐるっと景色が見渡せてきれい！海が広いなぁ。山というか岩場、岩山みたいな感じで、海に向かっては背の高い木は生えてない。
時間があったのでてっぺんからうろうろしてみた。トレイル沿いに目印があって、子供たちは次々にそれを見つけてどんどん進んでいった。元気だなぁ。
あまり下っては登るのが大変なので適当な所で元に戻って、トイレと売店へ。その後行ったのがレンジャープログラム、Cadillac Summit Walk。その名の通りキャディラック山頂上を歩いて、アケーディア国立公園の成り立ちとかを説明してくれる。
Walkと言うだけあって、あっちへ行ってこの話、こっちへ来てこの話。意外と長い。
でも途中で雲が晴れてすっきり青空がのぞいていい天気！絶景がさらに映えて見応え抜群。
ただ聞いてる途中で早起きが効いたのかうに次が私の膝でうとうとしだし、私までつられてちょっと寝ちゃったよ･･･。レンジャーのおばちゃん、ごめんなさい。暖かかったんだもん。
無事終わって山を下りて、またループを東の海岸方面へ進む。途中ゲートがあってここでしっかり入園料を徴収してるようだった。私たちはビジターセンターであらかじめお金を払っていたのでスルー(レシートとタグを車内に釣っておくと通過できる)。
ループが海岸沿いに出た辺りで寄ったのがSand Beacn。その名の通り砂浜がある。他の場所は岩壁が多くてここの砂浜は貴重っぽい。夕方になって寒くなってきたのに水着で水遊びしてる子がそこここにいた。冷たいのになぁ。
タイドプール、磯観察が出来ると思ってたけど引き潮が終わりつつある所だったので、たにしっぽいのとふじつぼ、大漁のうみぶどうみたいな海藻しか見つからなくて残念。あと結構波が高かった。
子供たちがちょっと砂遊びして楽しんだところで離脱。次に向かったのはループをそのまま進んだ所にあるThunder Hole。
この辺りは東尋坊みたいな岩壁ばかりなんだけど、その中一カ所が穿たれた穴になっていて、そこにタイミング良く波が打ち寄せると「どどぉん！」と雷のような大きな音がすると。
潮の加減がちょうど良かったのか、そこそこ大きな音で音が鳴っていた。子供たちが怖がるかなと思ったけど、意外と楽しんでいた様子。海側の波が高くても穴の中の波の高さに直結しないので、いつ来るかな？？と予想する楽しみもあった様子。思ってたより長居してしまった。
もう夕方になったのでバーハーバーへと戻る。まずは町外れにある(その分お得な)ホテルにチェックイン。この日のホテルはその名もAcadia Inn。部屋は綺麗だったので良かった。
時間は6時前とかだったので晩ご飯を食べに中心部へ。
ピザでいいかなと言ったらすごく混んでた･･･。満席。
しょうがないからピザ買ってホテルで食べるか〜って注文して待ってたらどんどんお客さんが帰っていって、受け取る頃にはあっさり座れるくらいに･･･。ううーん、残念。途中で変更するにもチップとか払ってないし、うに夫とうにっ子はサイドメニューとか飲み物買いに近くのスーパー行っちゃったし。
ホテルでピザを食べてお風呂に入って就寝。うにっ子はハイキングの疲れもあってかすぐぐっすり。うに次はレンジャープログラムの間にうとうとしたからかしばしもぞもぞ。うに夫は最初TVを見たりしてたけどこちらもすぐぐっすり･･･。お疲れ様。

朝起きたのは6時半くらい？うに次がまたまた5時くらいに起きて歩き回ってた。昨日晩ご飯を買いに行った時にパンケーキ屋さんがあって、そこが5時オープンとあったのを覚えてたらしく、「5時になったよ！パンケーキ屋さん開いたよ！」と･･･。寝かせてください･･･。
ホテルの無料朝食を食べて部屋でレンジャープログラムの仕上げ。
朝はしとしとと小雨が降っていて残念だけど、降ったりやんだり。
昨日行ったサンドビーチの手前でPeregrine Falcon Watchと言うプログラムをやっていたので行ってみることに。Peregrine Falconとはハヤブサの一種。
そこの崖にハヤブサが営巣してるらしくて、それの観察会みたいなの。でも天然のハヤブサかと思いきや、人の手で放されてるらしい。
たまに小雨が降る中、ほとんど植物が生えてない崖をじ〜っと見守る。
途中、レンジャーのお兄さんが「あ！上を飛んでるよ！」と教えてくれたので慌てて双眼鏡を覗きながら上を見上げる。確かに飛んでる！でも小さい〜。完全シルエットで詳細はわからず。
一回巣に帰ったらしいんだけど、出てこないのでわからない。鳥観察は難しいなぁ。
ハヤブサが海の方に飛んだ(っぽい)ところで離脱。ちなみにこのプログラムはレンジャーがずっとそこにいて観察してる模様。
車に乗って走り出したら雨が強くなって来たのでそのまま最初に行ったビジターセンターへ。そこでジュニアレンジャーの申請。
レンジャーのお兄さんがプログラムのアクティビティブックをチェックしながらあれこれ話をしてくれて、おなじみの宣誓。お兄さんが言うのに続いてうにっ子・うに次ともに宣誓。
今回は刺繍で出来たワッペンをもらった。かっこいい！そしてお兄さんが館内放送で「ここにいる子たちはアケーディアのジュニアレンジャープログラムをやって、今ジュニアレンジャーになりました！」みたいな事を言ってくれて、その場にいた他の観光客たちが拍手してくれた。子供たちは照れくさそうだったけど嬉しそうだった。良かったね。
そしていよいよアケーディアを離脱。三連休最終日なので同じような人はいっぱいいるらしく、ハイウェイに向かう道はそこそこ車がいた。
途中一回ガソリン入れて、バーガーキングでお昼ご飯。そして3時過ぎ、途中にあるキタリーアウトレットに寄り道。ここに行く道がすごく混んでいて渋滞してた。
うに次のジーンズに穴が開いたから代わりを買おうと思ったのに、そこのリーバイスには小さい子用ジーンズは売ってなくて結局私が自分用のを買っちゃった。
家具・雑貨の店をのぞいて、今度こそマサチューセッツの家へ。家に帰ったのは5時半くらい？意外と早く帰ってこられた。でも長時間のドライブ、運転お疲れ様＞うに夫。