アメリカ西海岸国立公園巡り(後半)〜2010.12.25〜2011.01.01 晴れ時々雨時々雪



12/28、四日目。この日はうにっ子・うに次が目覚ましよりやや早めに起きた気がする。私はそれに起こされ、もぞもぞしてるうちに目覚ましが鳴り出し、うに夫も起きた。
昨日お風呂にも入らずだったので朝入る。それから朝ご飯。部屋で持ってきたベーグルやヨーグルトなどを食べる。
シャーマン将軍の木すっきりと目が覚めて、荷物を用意したら部屋を出る。外は快晴。雪は積もってるけどマサチューセッツよりは暖かい。
車に荷物を積んだらチェックアウトしにフロントへ。すぐ横のお土産物屋などをちょっと見た後、ホテルを脱出。
昨日は真っ暗で何も見えなかった道を「こんなやったんや」と言いつつ走り抜け、シャーマン将軍の木(General Sherman Tree)近くの駐車場へ。10時くらいだったけど、車も何台か停まってたし、私たちの後からも続々と人がやってきてた。
シャーマン将軍の木は、その体積が地上最大というので「現存する地上最大の生物」と名高いらしい。
昨日のグラント将軍の木までの道と同じく、やたらつるつる滑る歩道を通ってシャーマン将軍のお膝元へ。
まぁ〜、でかい。グラント将軍も大きいと思ったけど、さらに大きい。柵で囲まれてるので直接触るところまではいけないけど、この距離でこの大きさ?!とびっくりする。
ちなみに写真スポットである目の前の通路部分は何人もの人に踏み固められてほとんど氷ってくらいにつるつる。危なすぎる。
将軍の他にも世界最大級のセコイアがあるトレイルコースがあるんだけど、雪だしって事で、将軍だけ見ておしまい。それにしても大きかった。偉大なるシャーマン将軍よ。右画像の足下に実はうに一家がうつってる。小さすぎ。
10時半くらいに出発する時には、駐車場はほぼいっぱい。そこから園外へ下っていく道も、今から公園内へ上って行く車がかなりいた。オフシーズンでこんなに混んでるなんて、ピークの夏にはどれだけ混んでるんだろう。
昨日は見られなかった道路の外側は見事な渓谷。しかも標高や谷・尾根などの場所によって植生がばらばらでおもしろい。途中、何頭かシカも見られた。
昨日どんどん登った道をどんどん降り、国立公園を出て、山もすっかり降りて平野部へ。だんだん町が開けてきてちらほら店も見えてきた。
途中、スーパーとかドラッグストアの入ったちっちゃなモールみたいなところのマクドでお昼ご飯。ここに大きめのプレイジムが設置されていて、うにっ子は久々にそれで遊んで楽しんでいた。ずっと車で移動だったからねぇ。
スーパーでまた買い出しをしたりした後、近くのガソリンスタンドでガソリンを入れてこの名も知らぬ町を出発。
ハイウェイを逸れた後はまっすぐな田舎道。の、わりに交通量は意外と多い。両側は見渡す限りのブドウ畑や、牛・馬などの放牧地。
ヨセミテ国立公園内だんだん山の中へ入っていくうちに、道を逸れたりして車の数は減っていった。民家も少ない田舎道が続いたかと思うとちょっとした町が現れたり。それくらいからちょっと雨が降り出して明日が心配になる。
途中、牛や馬に喜んでいたうにっ子・うに次が昼寝し始めたので、起こすのは可哀想かと思い、そのまま突っ走った。この日のホテル、ヨセミテビューロッジ(Yosemite View Lodge)に着いたのは、昨日の反省を生かして早めの4時くらい。
こんな山の中にこんな大きなホテルが!と思うくらい、結構大きい。建物自体は3・4階なんだけど、それが4つか5つどんどんどんっと建っていて、駐車場も結構車が停まってた。
無事チェックインを済ませて自分たちの部屋へ。このホテルは各部屋キッチン付きで、最低限の調理器具(鍋やフライパン)とある程度の食器がそろってる。おかげでこの日は前に買い込んだインスタント食品を晩ご飯に。それもあってこの日は比較的夕方から就寝までのんびりできた。
外は雨で明日が心配される。ちなみにそんな雨の中、温水プール・ジャグジーで泳いでいる人たちがいた…。元気だね…。

12/29、五日目。昨日は夕方のんびりできたからか、今日も目覚ましよりも先に子供たちが目を覚ます。外はあいにくの雨。残念。
ベーグルや昨日余ってたインスタント食品などで朝ご飯。適当に準備して出発。
10分も走らないうちにヨセミテ国立公園の入り口ゲートに到着。入園料20ドルを支払う。ちなみに一回支払うと七日間有効なので、一つの国立公園にどっしり腰を落ち着けて満喫するのも楽しそう。
公園内に入ってしばらくするとチェーンをつけてる車が何台か停まっていた。でもセコイアより積もってない。とりあえずそのまま進む。
奥へ行くに従って雨が雪になってきた。おまけに道路よりやや上は霧がかっていて、ヨセミテならではの断崖絶壁が薄ぼんやりとしか見えなかったのは残念。バレー入り口には花崗岩としては世界最大の一枚岩、なんて言うのもあったはずなのに。
そのまま奥へ進んでいくと、あるはずのビジターパーキングがない。あれ?この辺りのはずなのに…と思ったら、除雪されず雪に埋もれていた…。利用禁止って事?!
車も停められず、雪も降ってるわ霧がかってせっかくの景色もあんまり見られないわで、お土産物屋に寄った後は、公園内の車で行ける範囲をぐるっと回っておしまい。
すぱっと割れたハーフドームとか、鏡のようにきれいなミラーレイクとか見たかったな。
ちなみに冬でもこの公園内のホテルもやっていて、スキーやかんじきを履いて闊歩してる人たちや、雪だるまを作って遊んでる家族連れやらがいた。雪のほとんど降らない西海岸ではちょうどいい雪体験の場所なのかな?
公園から出る直前のレストエリアでトイレ休憩をしてヨセミテを脱出。その辺りからは雪がまた雨に戻って一安心。
昨日通った道をそのまま戻る。途中のバーガーキングでお昼ご飯。
放牧地ではまた牛や馬の姿がうにっ子を喜ばせていた。
いったんはやんだ雨が、ハイウェイに乗るのと同時くらいにまた降り出し、やんだかと思えばまた降る、の繰り返し。
何とかトゥーレアリに着いたのは4時前くらい。二日前に来たところなので、何だか安心感?
何はともあれ、結局使わなかったチェーンを返しにオートショップへ。
がっ!実はこれ、返品不可な罠。
よくみるとレシートに「この商品は返品できません」と印字されてるではないの!
確認しなかった私も悪いけど…う〜ん、悔しすぎる。
持って帰っても多分使えない(うちの車とサイズが違う)し、重いしって事で、返金しなくていいから引き取ってくれ、と店に置いてきた。
すぐ近くのWalmartとかなら返品出来たかもな〜(チェーン自体あったかどうかわからないけど)。
ホテルへチェックインしたのが4時くらい?綺麗でロビーも何だかおしゃれ。部屋も清潔でいい感じだった。初めて泊まったチェーンホテルだったけど、これからはこの系列があったらここに泊まりたいかも。
ハリウッド!ちょっと溜まってた洗濯物をゲストランドリーで洗濯、乾燥。がっ!なんと乾燥機が壊れてて回ってない…=上の部分しか乾いてない…。パジャマも洗濯したのに!!しかたなくもう一台の乾燥機で再び乾燥。
乾燥機が頑張ってる間に晩ご飯を食べに外へ。ネットで調べた日本食屋さんに行こうかな、と思っていったけど、あまりの閑古鳥の鳴きっぷりに(お客さんゼロ!)弱腰になって、隣のフレンドリーズへ。
うにっ子は普通に完食したけど、うに次は一口食べただけで後は拒否。どうしたのかな?疲れた?
ホテルに戻ってから無事洗濯物を確保し(乾いてた!)お風呂。うに次はアップルソースを食べた。それから就寝。
が、夜中に起きたうに次、空咳を何度か繰り返した後、突然嘔吐。
あわあわと片付け、着替えさせる。本人は眠かったらしくてまたすぐに寝た。食欲なかったのは体調悪かったからか…。
その後は起きることなく、朝までぐっすり。

12/30、六日目。うに夫誕生日。おめでとう!
朝起きたうに次はご機嫌そうで安心した。でも食欲がないのがちょっと心配。朝ご飯もちょっとしか食べなかった。
9時前にホテルを出発。国立公園巡りは昨日で終わり、今日はカリフォルニアをぐぐっと南下。
走り始めて1時間ちょっとでうにっ子・うに次が昼寝始める。珍しい。旅ももう終盤で疲れてきたのかな?あとちょっと、頑張れ頑張れ。
平野部をどんどん南へ降りていくと、山地に突入。だら〜っとホントに長い登りがあり、長い登りやな〜。トラック、大変そう…と思ってたら、それ以上に長い(長すぎる)下り。反対車線はもっともっと大変そうでした。
ほぼ下りきるとだんだん町っぽくなってきて、都会が近づいてきた感じ。車も多い。車線も多い。
ハイウェイの看板に見えてきた文字はHollywood。そう、今日の目玉はロサンゼルス、ハリウッド!
ハイウェイをハリウッドの中心部最寄りで降りるとそこはもうすっかり観光地。人も多いし車も多い。建物も建て込んでとっても賑やか。
ぺたっ。11時頃、チャイニーズシアターのすぐ横にある、Hollywood&Highland centerの地下にある駐車場に車を止める。うにっ子がトイレ!と言うので、私と二人だけ先に降りてトイレを求めて地上階へ。
そしたらまぁ〜、どこから人が集まったのかと思うほどの人、人、人。トイレも女性用は長蛇の列で、途中でうにっ子がもう限界そうにもじもじし出したので、もう一つ上の階のトイレへ。そっちは一人並んでただけですぐに入れた。ほっ。
トイレを済ませて車へ戻りかける。そしてこの間だけでも数組の日本人たちとすれ違う。う〜ん、やっぱり観光地は違うな。
車に戻ったらあら?うに夫とうに次がいない。もしかして遅すぎて探しに出た?慌ててトイレへ戻っていったら無事会えてほっ。
centerの地上階に出ると、噴水があったり、巨大なゾウの飾りがあったりと何かと派手。そして各階にある渡り廊下にやたら人だかりが…と思ったら、そこからかの有名な、丘にどどんとある「HOLLYWOOD」の文字が見えるらしい!それは行かねば…と言う事で階段をせっせと上る。
三階部分が一番綺麗に見えるらしく、そこの渡り廊下はすごい人。写真を撮る人、ポーズを撮る人、普通に通りたい人とごったがえしてた。うちも写真をバシバシ撮って、すぐ退散。
そこからチャイニーズシアターに移動。これまた有名なスターたちの手形・足形が見られる。ここももうごった返しててどれが誰の手形やら…。
私が喜んで手形に手を合わせたりしてたら、まずうにっ子がまねして、うに次までまねしてた。可愛い…。
でもここ、日陰になっていてやたら寒い…。この日はカリフォルニアでも結構気温が下がっていて、ダウンを着ててもちょうどいいくらいだった。あまりの寒さにぱぱっと見ただけで、名前を知ってるスターの手形は見つけられず。残念。
スター星型チャイニーズシアターから通り沿いの歩道へ出ると、今度はこれもまた有名な、スターの名前が書かれた星がたくさん。こっちはかなり知ってる名前が多くて、ブルース・ウィリス、マット・デイモンなどの俳優とか、セリーヌ・ディオンとか。あとちょっと嬉しかったのがゴジラ。おぉ!ゴジラよ!!
下を向きながらあちこちで立ち止まっては写真を撮る。普通の道ならひんしゅくものだけど、この通りではみんながみんな同じ事をしてる(笑)。
そしてこの通り、コスプレをした人がいっぱいいて、「一緒に写真を撮ろう!」とやたら誘ってくる。写真を撮るとチップを要求されて、それを収入にしてる人たち。
似てる人から、うん?って人まで色々。マイケル・ジャクソンやエルビス・プレスリー(ぽっちゃりしてた…)を始め、スター・ウォーズのヨーダ(!)やらこっちで人気のTVアニメキャラクター、ドーラちゃんやアイアンマン。ちょっとクラシックなところではチャップリンもいた。
一回一人のお姉ちゃんに捕まってしまい、片言の日本語で「コニチハ。シャシントル?シャシントル?」と連発されて辟易…。うに次を見て「サムラーイ!」…そう言うと受けるのかしら…。うにっ子に気がついて「シャシントル?」と聞いたけど、若干びびったらしいうにっ子はぷるぷる首を横に振っていた。
その後は駐車場へそそくさと戻る。と、こう書くと何だか満喫したぽいけど、実はハリウッド滞在時間はジャスト1時間!かなりの駆け足でした。
とにかくうに次の体調が気になるので。まぁ、ロサンゼルスはまた来る機会があるかな?と言う事で。
次はロサンゼルス中心部の東側にあるという、リトルトウキョウと言う日本人街へ!
が、ナビの指定場所がおかしかったらしく、20分ほど行きすぎてしょんぼりと引き返す…。なんか今回の旅、道間違いや失敗が多いな…。やはりナビに頼りすぎるのは良くないのかも。
何とかリトルトウキョウに着いたのは1時くらい。あっちにもこっちにも日本語が!!さすがリトルトウキョウ!!
駐車場に車を止めて、チェックしてた日本系スーパーのある小さなショッピングセンターみたいなところへ。ちょうどお昼時だったのでお昼ご飯を食べる。体調不良なうに次のために、何はともあれうどんのある店!と言う事でうどん・丼の店へ。
カリフォルニアの夕焼け私がカツ丼セット(カツ丼とおうどん)、うに夫はランチスペシャル(名前うろ覚え。天ぷら、そば、寿司のセットだったと思う)、うにっ子はお子様ランチを注文。私のうどんをうに次にあげた。
朝はほとんど何も食べなかったうに次、喜々としてうどんを食べまくってた。あぁ、日本食バンザイだね。うにっ子も喜んで食べてたし。良かった良かった。
ちなみにその店の隣のラーメン屋は現地の人たちにも気に入られてるらしくすごく混んでて、店外で食べてる人までいた。すごいな〜。
食後は下のスーパーで買い物。でも帰りの飛行機があるのであまり重い物、かさばる物は買えないからお菓子とかそれくらい。でもお正月の物とかを見てると日本の空気を感じられて嬉しかった。レジでやたらうに次が泣きまくってたら(ベビーカーから降りたがってた)レジのお兄ちゃんがトナカイのぬいぐるみをくれた。
そこから少し歩いた所にある、ジャパニーズビレッジプラザと言う所へも行ってみた。そこにはもう一軒日本系スーパーが。そこで今日の晩ご飯に、と思って白ご飯とだし巻き卵を購入。
駐車場に戻ったのが3時過ぎくらい。そこから今日のホテルのある、オンタリオ(ontario)へ向けて出発。でも都心部だからか、いつもこの道はそうなのか、結構混んでいてなかなか進まなかったり。ホテルに着く頃は薄暗くなってた。
ホテルに着いたのは6時前くらいかな。お風呂に入って、晩ご飯。大人とうにっ子は前買って余ってたレトルトもの。うに次は昼に買ったご飯と卵だったけど、またあんまり食べなかった。元気は元気なんだけど、まだ本調子じゃないのかしら…。食後はまたみんなでぐっすり。
と、夜中というか明け方、何だかもやもや気持ち悪くて目が覚める。胃が落ち着かない。寝ようと思ってもむかむかして眠れず、トイレに行ったら吐いてしまった。あわわわわ。
吐いたらすっきりして二度寝。でも起きても胃は何だか気持ち悪いし、体もだるい。もしかしてうに次のがうつったかしら…。

12/31、七日目。旅に出て早1週間。今日で長かった旅も終わりを迎える。
ロビー横へ朝ご飯を食べに行くも、私は食欲はなくて見てるだけ。うに次がちょこちょこ食べてたので復活しつつあるのかも。それはよかった。
先に部屋に戻って一人でベッドにごろん。今日は再びラスベガスへ戻って観光する予定だったけど、その観光を超短縮する事にして、少しホテルでのんびりする。うに夫に片付けをお願いして、ベッドでしばらく横になってたらだるいのもちょっとマシになった。
遙かなる大地。のびる道。片付けも終わり、私もマシになったので、ホテルの目の前のモールへ少し寄る。ちょうどクリスマス後のセールをしてたので、ちょこっと買い物。
その後、うに夫も吐き気までは行かないけど、胃がもたれてるような感じがすると言うので、ドラッグストアに寄って胃薬を購入。薬剤師に「そんな時は車の運転はしない方がいいわよ」と言われたらしいけど、そういう訳にもいかず…。
そこからはラスベガスへ向けてひたすらハイウェイを走り続ける。初日に見たのと似たような荒野が広がっていて、時々思い出したように町がある。そして人間何にでも慣れるらしく、初日はあんなに感動した広大な荒野、だんだん「まだこれが続くのか」と思うように。慣れって怖い。
途中「何でこんな所に建てたのか?」と思うような所にあるアウトレットモールに寄ってトイレ休憩。アメリカのハイウェイは日本と違ってトイレ施設がほとんどないので、ドライブの時はどこか店に入ってトイレすることになる。こういうモールとか大きなスーパーとかならいいけど、ファーストフードの店とかだと何か買わないと…と思ってしまう。
やっとカリフォルニアからネバダ州に入った時にはもう薄闇が周りを包んでいて、ラスベガスに着いた時にはもうすっかり暗くなってました。でもその分街が明るいんだけど。相変わらずぴかぴか。
車を中心部に停めて、そこの地下にある日本食レストランへ。
大晦日をラスベガスで祝おうと言う人でやたらごった返していてすごかった。あっちもこっちも人だらけ。さすがに大人の街?それともカウントダウンイベント目的だからか家族連れ・親子連れより若者グループの方が多かった。
レストランに無事着いて、うにっ子はざるそば、うに次にうどん、私はお茶漬けを注文。うに夫は具合が悪くなってきたらしくて、食欲がなくて何も食べなかった。私もいまいちだったから運転を任せちゃったから…申し訳ない。
そしてそれ以外の三人も疲れてるからか完食せず残してしまう(まぁ、うに次は大人サイズだったからそもそも多かったんやけど)。店員さんにお勘定をお願いすると「大丈夫ですか?皆さん、お疲れみたいですけど」と心配される始末…。全員そんなに顔色悪かったのかしら。
夜の街ラスベガス私はこの辺りでだいぶ回復してきて、むかむかはなくなってきて一安心。うに次も大丈夫そう。うにっ子もご飯は食べたし、いつもと同じ様子。うに夫が心配だけど、何とか無事帰れそうな予感。
レストランを後にして、「ラスベガスに行ったら、何はともあれこれは見ないと!」と言われていた噴水ショーを見に行く。大通りの上を通る歩道橋を通ったけど、カウントダウンイベントのためか、警察によって封鎖、車が通れなくなっていた。ん?無事車出して帰れるのかしら…。
噴水は正面はかなり混んでいて、真横辺りで「あれ?始まらないね」とか言ってたらちょうど始まってびっくり&ラッキー。
横からでも十分綺麗で楽しめた。うにっ子も喜んで「きれいー!」と連発。うに次も釘付けだった。広大な景色に大人以上に飽いていたうにっ子、これには満足したらしい。
4・5分くらいのショーを見て空港に向かうべく早々に退散。車は裏からちゃんと出せて、あちこち進入禁止やらを迂回しつつ空港へ。途中ガソリンを入れてレンタカーセンターへ。
レンタカーを返して、空港行きのシャトルバスに乗り込む。後は飛行機だけだ!もうちょっと。
と、シャトルバスを降りて思ってたら、何とうにっ子が突然嘔吐。あわ〜、ここに来て…。ご飯も食べて大丈夫と思ってたらうつってたか…。
何はともあれチェックイン手続きをして荷物を預け、うに次のベビーカーにうにっ子を乗せる(体重的にまだOK)。セキュリティチェックで荷物おろして…としてる時にまた嘔吐。なんか一番ひどくないか?
セキュリティを抜けて、ゲートへ。寄りによってかなり奥…。うに夫が抱っこして歩いてた。あとちょっと、頑張れ、うにっ子!!
無事ゲートに着いて、イスに座って搭乗時間を待つ。ちょっとだら〜っとしてるものの、ちょいちょいしゃべったりして元気そう?と思ってたら、搭乗直前にまた「げぼ出そう…」とトイレへ。その後、何とか搭乗し、やっと飛行機へ。
後は座ってればとりあえずはボストンに帰れるから、ひとまず安心。でもうにっ子は飛行機内でも何回か吐いて、でももう吐く物がないので飲んですぐの水を吐いたりして可哀想…。うに次は時間が時間(夜10時くらい)なのですぐに爆睡。落ち着かないのか何度かイヤイヤしてたけど。
うとうと寝たり、うに次やうにっ子のもぞもぞで起きたりをしてるうちにもうすぐボストンとの放送。やっとだー。着いたのは朝6時くらい。とは言うものの、これは東海岸時間なので、出発したラスベガス時間で言えばまだ夜中3時…。正直辛い。
噴水自由自在でももう家まですぐだ!と言う事で気分も明るい。うにっ子も吐いたり寝たりしてすっきりしたのか、元気そう。久々に見る雪をジャンプしてぐしゃぐしゃ踏みつぶすくらいだから、だいぶ回復したのかな?
シャトルバスに乗ってエコノミーパーキングへ。旅の途中、東海岸では大雪が降ってニュースになってたから心配したけど、その後晴れたおかげか、車には雪が積もってなくてほっ。
後は家までびゅーんと一直線。家に着いたのは朝8時くらい。みんなもう疲れていたので、パジャマに着替えて即お布団。みんなお昼1時くらいまでぐっすり。お疲れ様でした…。
今回はとにかく移動距離が長すぎた…。大人にもだけど、子供はハードだったかな。そしてそれ以上に退屈だった様子で(苦笑)。うにっ子に「今度はもっとおもしろいところに連れて行って」と約束させられた。大人はアメリカならではの大自然を満喫できて良かったんだけどね〜。
次回はうにっ子のリクエストを聞いて、どこかのテーマパークとかかな?


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