グランドサークル(後半)〜2012.07.01〜2012.07.09 晴れ時々曇り時々にわか雨



翌朝起床は7時過ぎかな?これまたチェーンホテルの朝ご飯。ただ部屋数が多いからだと思うけど朝食スペースもかなり広く、メニューも結構豊富。
うにっ子は昨日より元気そうでちょっとはしゃいだりしてたけど、ご飯を食べ始めたら何回か「気持ち悪い…」と言ってトイレへ。でも嘔吐には至らなかったのでマシにはなったんだな。食欲はないけどそれは仕方ない。うに次は今日もケロリ。君は元気ね。
部屋に戻って準備やら片付けやらしてホテルを出たのは8時半頃?とりあえず再びブライスキャニオン国立公園内へ。
ブライスポイントより。昨日行ったサンセットポイントの先にあるBryce Pointへ。ここは標高が2,500mちょっとあるので、サンセットポイントより100mくらい高い。でも今日は時間もないし、上から見下ろすだけ。こちらの方が端っこに近いからか、尖塔群がないただの山が結構すぐそばに迫ってる。赤土の尖塔があるところとそうでないところの境界がくっきりしていてこれまた不思議。
昨日とは違う場所・違う角度で見るので新鮮。見事だなぁ。人工だよって言われた方が納得するかも。当然そうじゃないからこそ感動するんだけど。
写真を撮ったり景色を眺めたりして駐車場に戻りかけたらこの公園内でちょくちょく見かけるリスをここでも発見。ちょうどブライスキャニオンの景色をバックに、崖の端っこで何やらかりこり食べてたので激写。ポイント押さえてるなぁ、このリス。
早々にブライスポイントを後にし、お土産とかを物色しに泊まったホテルの向かいのRuby's Innへ。建物もなんかこっちの方が味があるし、お土産物屋さんからレストラン、郵便局とかもあってこっちの方が便利は便利だろうなぁ。
お土産屋さんを出て今日の大移動が始まった。今日は昨日出発したペイジを通り過ぎてさらに東へ行ったMonument Valleyへ行く予定。ブライスキャニオンからは5時間くらいかかる。今回一番の長距離移動。
うにっ子はもちろん、うに次も退屈・疲れるだろうから出発直後から「途中で寝なさい」と口を酸っぱくして言ったからか、出発3・40分するかしないかでうとうと寝始めた。いい事だ。
US-89を昨日と反対に南下。この道、途中でザイオン国立公園の方に行けるんだけど、その手前辺りの道が通行止めになっていた。昨日通った時もそうだったけど、その付近で窓を開けるときな臭くて何かな〜と思ってたらその後昨日お昼を食べたカナブに「山火事のため途中の道通行止め中」みたいな電光掲示板が出てた。最近この近くで大規模な山火事が起こってるらしいし、乾燥してるんだな…。
時間はまだ11時前だったのでお昼は食べず(おいしかったからまた食べたかったなぁ)、ガソリンだけ入れて出発。すやすや寝てた子供たちはガソリンスタンドでお目覚め。そしてここからは道が走りやすいのを覚えてた私は運転を引き受け。あー、やっぱ楽だわ。平均時速110〜120kmくらいでびゅーんっと走る。
が、走り始めて1時間もたたないくらいにうにっ子がトイレ申請。さっきも行ったよ…??仕方がないのでトイレを探しながら走り続けると何かのインフォメーションセンターがあったのでそこでトイレ休憩。
道中の景色。昨日はすっきり通り過ぎた荒野の中にぽつんと建ってるインフォメーションセンター。センターと言ってもこぢんまりしたプレハブ小屋レベル。何やらここからトレイルが伸びていて、その先にとても綺麗な景色が楽しめるんだとか。センター内に写真が飾られていてそれは本当に見事だったんだけど、車+徒歩6時間くらいとかかかるとうに夫が言っていた。そりゃさすがに無理だなぁ…。
そこからまた私の運転でひたすらペイジへ向かう。子供たちもすっきり起きて元気元気。荒野の端からレイクパウエルが見えてきて、そのずっと先に昨日見学したダムがどーんとそびえている。今回はさっくり通り過ぎて、昨日買い物したウォルマート横にあるマクドナルドでお昼ご飯。
と、車を停める直前くらいにうにっ子が「…気持ち悪い」と言い出し、慌てて外へ出て、出たらもう我慢の限界だったようで植え込み側で吐いてしまった。あらら…。大丈夫?やっぱり高山病じゃなくて何かの病気?
と、心配したけど吐いてすっきりしたようでマクドでぱくぱくご飯を食べて店内にあるプレイエリアで遊び始めた。良かった。
お腹もいっぱい、冷えた店内ですっきりした我々、再び車に乗り込んでモニュメントバレーへ。ここからはまたうに夫の運転。一昨日散々さまよったペイジをさっくり通り抜けてさらに東へ。賑やかな街はあっという間に終わってまたも荒野。もうだいぶ飽きて来ちゃった…。
ペイジからAZ-98からUS-160に乗ってひたすら進む。途中にわか雨に降られたりもしつつ、1時間半くらい走って行くとKayentaと言う街に到着。ここでガソリン給油。
ここからUS-163に乗ってモニュメントバレーまでは30分くらい。しばらく手前からそれらしき大地ににょっきりはえた岩?岩壁?がちらっちらっと見える。おぉ、あれあれ!
163をずっと走っていると右手にモニュメントバレーの看板とかが右手に見えてくるのでそこを右折。少し行くとゲートがあって入園料を支払い。ここは国立公園ではなくてナバホ族が管理・運営してるのでアニュアルパスは使えない。でも一人5ドル、9歳以下は無料だからまぁ安いもの。ついでに言うとここはアリゾナ州だけど上記の通り、ナバホ族の土地Navajo Nation内なのでサマータイムあり。ややこしいなぁ。時間は午後4時くらい。
ゲートを通るとその先にどどんとそびえるのがその名もThe View Hotel。今日と明日の宿。建物の近くに行くと建物に遮られてモニュメントバレー内は見えない。とりあえずチェックインして部屋へ。
今回の旅行で一番高い部屋だけあってなかなかいい部屋。綺麗だし、バスルーム内がゆったり広いのがいい。
でもこのホテルの売りは何と言ってもその眺望。各部屋のバルコニーからモニュメントバレーの絶景が見られると言う。荷物を置いてさっそくバルコニーに出てみたらおぉー!確かに見事!!テーブル形の岩山をMesa(メサ)、さらに浸食が進んだものをButte(ビュート)と呼ぶ。
バルコニーからの眺め。一番有名なのは手袋みたいな形のWest Mitten ButteとEast Mitten Butte、そしてその横にそびえ立つMerrick Butteの三つで、ホテルから先は建物はないので単純に景色だけ(ホントはプラス下を走る車)を楽しめ、上記の三つのビュートがどーんと見える。
雄大な景色をバルコニーの椅子に座ってぼんやり眺めるのは気分がいいね。しばらくほっと一息。
それからホテル内というか横に併設されているギフトショップ、ビジターセンターなどをうろうろ。ギフトショップの外側にもテーブル・椅子が置かれていてここからもモニュメントバレーが見渡せる。
モニュメントバレー内を車で回る事も出来るんだけど今日は長距離移動で疲れたし、もう時間も夕方なのでそれはまた明日にまわす事に。それでどうしようかと言う話になり、ギフトショップ横のレストランで晩ご飯を食べる事にした。
このレストランもホテルと同じくナバホ族が運営しているのでメニューもナバホ族料理がある。せっかくなのでそのナバホ族料理がちょこちょこ食べられるNavajo Sampler(ナバホサンプラー)というのとうにっ子が食べたいと言ったシチュー、カナブで食べたサルサが忘れられずトルティーヤチップスとサルサを注文。好き嫌いが多くて初見のものはまず食べないうに次。どうなるかなと心配したけど、うに次も前食べたチップがおいしかったと覚えてるのかまずはそれをばくばく。そしてなぜかサンプラーにあったNavajo Breadと言うナンみたいなのを揚げたやつが気に入ったらしく、それをやたら食べていた。いつもチャレンジ精神にあふれてるうにっ子は逆に全然食べず、自分が注文したシチューだけを食べていた。
ご飯を食べ終わったらロビーに自由にやっていいよと置かれていたジグソーパズルに家族そろってちょっとチャレンジ。これはまさにグランドサークルの公園の写真で、うにっ子もすごく楽しんでた。難しくて全然進まなかったけど。作るのも楽しいし、記念にもなるし、買っても良かったかな…。いやいや、そうはのせられませんとも。
部屋に帰ってお風呂に入って少しのんびりしてから子供たちはいったん就寝。でも眠くならないのかしばらくごろごろ。寝付いたのは8時前とかかな。大人は夕焼け見たり、本読んだり。
サマータイムのおかげで日没は8時半過ぎとかなので外はまだ明るい。バルコニーでのんびり本を読んでたら何か賑やかな声が…。何かと思えばギフトショップの壁に映画を映して流してた。多分モニュメントバレーが撮影で使われたやつかな?
9時前にはさすがに暗くなってきたので室内に退散。
10時頃にはだんだん星が見えてきて綺麗な夜空。「流れ星が見たい!!」と言ううにっ子のためにうにっ子を起こす。
でも残念ながらホテルの部屋やギフトショップの明かりが眩しかったりして星は見えるけど満天の星と言うにはほど遠く。流れ星も見えないまま、さらにしばらくすると昨日は満月だった月が出てきて星はすっかりかすんでしまった。
月が綺麗だと喜んでたうにっ子だけど、いっこうに流れ星が見えないので再び夢の中へ。大人たちも11時過ぎにはベッドへ。
そう言えば星を見るのにバルコニーに出てたら真下の部屋も、斜め下の部屋も日本人だった…。日本人率高い。そして固まりすぎでしょ…。

モニュメントバレー、夜明け。夜空を愛でた後はもちろん朝日も見るでしょう。と言う事で日の出30分ほど前の5時45分頃起床。さすがにちょっと眠い。
バルコニーに出るとまだ日は出てないけどそこそこ明るくなってきていて、シルエットになっているビュートがかっこいい。
大人二人でもそもそ喋ったり写真撮ったりしてたら子供たちも起きてきて、結局家族そろって日の出観察。
雲がやや多くてちょっと残念だったけど、それでもお日様が出てきた時の明るさはやっぱり違う。雲に当たる朝日も綺麗だったし、これはこれで良し。いいなぁ、朝日。
部屋に戻ってすっかり元気な子供たちとは対照的に寝るのが遅かったうに夫は睡魔に襲われ再び寝る。まぁ、連日長距離運転してくれてるしね。お疲れ様。その間に私たちは着替えを済ませ、パンを食べて朝ご飯も終了。歯磨きを終えたら子供たちがぶうぶう言うのでTVで子どもアニメ鑑賞。
そうこうするうちに1時間半ほど寝たうに夫が起床。着替えてパンを食べて歯磨きして、9時頃いざお出かけ。今日はこの部屋に連泊予定なので準備が楽。
ホテルからUS-163に出てしばらく北向きに走ると後ろ側(南側)に真っ直ぐ伸びた道路とその先にビュートが見えるスポットが。ここはCMに使われたりした事のある絶景ポイント。
うに次の好きなディズニーのアニメ、カーズにもここをモデルとした風景が出てくる。のに、うに次に「ほら、マックイーンのDVDで出てきたでしょ??」って言っても「ん?」って感じ…。残念なヤツ。うにっ子の方が「ホントだー」と感心してた。
真っ直ぐ。前後の見晴らしがいいのと、交通量がそんなに多くないので、車の切れ目を狙って真ん中に行って写真を撮る。最初は直線道路が坂を登る手前(坂の下)で写真を撮ってみたけど、少し坂を登ったところで撮った方が直線が綺麗に見えていい感じ。坂を登り切ると今度は手作りグッズショップみたいな掘っ立て小屋があるのでそれが写りこむから微妙かな。あと、くれぐれも走行車両に気をつける事。坂の上から向こう側はややカーブになってるので危ない。
ホテルから走る事20分くらいで右手の岩山にちょこんと岩が乗ってるのが見えてくる。名前はMexican Hat Rock(メキシカンハットロック)。確かに一番上が大きくて平ら、そのすぐ下はそれよりだいぶ小さく、その小さい岩の下は比較的どっしりした岩山で、メキシカンハットをかぶってマントを着た人に見えなくもない…?
US-163から右手にメキシカンハットロックの標識が出てるので右折。そこから先は未舗装で、進めば進むほど道が悪くなるので車がぐわんぐわん揺れて大変だった。途中一回下っ側こすったし。
でもそのおかげで無事(?)メキシカンハットのすぐ下に到着。なんでこれ崩れないのかなぁ。バランス悪っ。上って行ってぶら下がったらごろごろっと落ちちゃいそう。バランスの悪い部分(細くなってる部分)はつながってるの?さすがにつながってるのかな。
うにっ子に「メキシカンハットって言うんだって」と教えてあげて「でもキノコみたいだね」って言ったら「キノコ〜?うーん、ちがうよ。ベイブレードみたい!ベイブレード山だ!」と一人納得して喜んでた。ベイブレードはベーゴマを元に作られたおもちゃで(もちろん日本発祥)アメリカでも人気。基本うにっ子のイエスマンであるうに次も「べいぶれーどぉ〜!」とはしゃいでた。まぁ、いいけどね。
メキシカンハット。帰りはこすったところを再チェックし、少し周りの岩を綺麗に積み直し、私が降りて一応誘導。無事こすることなく離脱成功。ほっ。
私たちが行った道以外にももっと凹凸の激しい未舗装路があったけど、ああいう道を行く人もいるのかなぁ。
それから朝来た道を再び戻る。今度こそモニュメントバレー内へ。
でもこの時点で時間は11時頃と微妙だったので、外で食べられるようにとレストラン横の売店でサンドウィッチを買って持って行く。
ビジターセンターのやや手前からバレー内に入る道があるのでそこへ。もうすぐ未舗装。早いな…。
砂と小石がじゃりじゃり言う中前の車を見てびっくり。マスタングって言う、車高がかなり低いおしゃれスポーツカー。しかもオープンカー。おまけに運転してる若い兄ちゃんはなぜか上半身裸。何がしたい?!(笑)
未舗装なだけじゃなくて結構アップダウンがある悪路なので前の車はすごい慎重にゆっくりゆっくり走ってた。大丈夫かなぁ。しかも砂地だから砂埃はひどいし、この時点ではすっかり晴れて日差しが痛いほどに晴れてるし…。
そんなお兄さん(と彼女)はさておき、道すがら展望スポットに止まって写真を撮ったり。そのスポットほぼすべてにネイティブ・アメリカンの手作りアクセサリの店があるのがすごい。商魂たくましいなぁ。
ミトンを見、これはゾウに見える?見えるといえば見えるかな?なElephant Butteを過ぎた辺りでうに次撃沈。早起きしたからね…、ってまだ1/3くらいしか見てないよ?
そこから先はうに次が寝ていて車を離れる事が出来ないので比較的早足で見る事に。
三つの塔が並んでるように見えるThree Sistersや、大きなRain God Mesa、その名の通りトーテムポールみたいなTotem Poleなど。
このレインゴッドメサのさらに下の方にはBack Countryがあってまだ見所があるんだけど、こちらはガイドツアーのみ通行可なので残念ながら素通り。ツアーバスはアンテロープの時に乗ったのと同じような荷台を椅子にしたような車なので砂埃が大変そう…。
スリーシスターズ。うに次も寝てるから結局お昼を食べたりする事もなく景色を見ながらぐるっと一周。駆け足だったけどそれでも見事な景色は変わらない。壮大だなぁ。
入り口に戻ってきた時には2時間くらい経っていた。そして車が赤砂ですっごい汚い(苦笑)。
車を降りるくらいにうに次はお目覚め。もう終わっちゃったよー。
部屋に戻ってサンドウィッチをもぐもぐ。あー、涼しい部屋は快適だなぁ。
そして長旅や早起きの疲れがたまっているからかみんなそろってぐーすか昼寝。さっきまで昼寝してたうに次は一人遊んで〜!って感じでじたばたしてたけど、しばらく好きに動画見せてたらおとなしくなった。その間に私とうに夫、うにっ子は1時間半か2時間近くぐっすり。あー、寝た。目の下のクマが消えなくなってたうにっ子もすっきりした顔。
レストラン横の売店へ行って子供たちのおやつにアイスを購入。外のベンチで景色を見つつのんびり。ちょうど隣に座った家族は日本人だった。さらに自転車で旅してる?ぽい青年も日本人ぽい感じ。相変わらず日本人率高いなー。
アイスを食べた後も椅子に座って景色を眺めたり、ギフトショップをひやかしたり。その後5時半過ぎになったしご飯を食べに昨日と同じレストランへ。
昨日食べたのを参考にしつつ、シチュー二つと子供チーズサンドセット一つを注文。シチューには昨日食べたナバホブレッドをサイドメニューに選んで、うに次はせっかく頼んだチーズサンドに見向きもせずにこっちばっかり食べていた。よっぽど気に入ったのね。
食後はいつの間にか完成されていたロビーのパズルをうにっ子が自分も完成させたい!と言うのでわざわざパズルを崩して再チャレンジ。でも昨日の途中の時点でもなかなか進まなかったのにゼロからのスタートでは完成に至るわけはなく。枠組み+α出来た辺りでギブアップ。
部屋に戻ってお風呂に入ってベッドにごろりん。8時くらいだったけど、昼寝のおかげか当然ながら寝付きは悪く。メールを見たいといううに夫がWifiの入るロビーであれこれしてから戻ってきた時もまだもぞもぞ起きてた。それでも9時前には寝付いたかな。今日はホテル移動もなくゆっくり昼寝をしたりでのんびり出来た一日だった。明日はまた移動。がんばろ〜う。

今日は7時前に起床。うに夫は朝日を見るためにまた朝起きたみたいだったけど、今日もまた曇ってたからすっきりした日の出は見られなかった様子。
着替えた後、部屋で昨日の朝も食べたパンの残りと晩に注文して手つかずで残ったチーズサンドなどで朝ご飯。片付けして準備してホテルを出発。
Kayentaでガソリンを入れて出発〜と思ったらガソリンが自動で止まらずうに夫の靴とジーンズがちょっと濡れた。車の中がガソリン臭い〜。
US-160をひたすら西南西に向かって走り、US-89を左に曲がって南へ。途中子供たちは少しうとうと。
フラッグスタッフ駅とルート66看板。二日目に立ち寄ったFlagstaff(フラッグスタッフ)に着いたのが現地時間10時半頃。でも昨日までいたナバホネイション時間では11時半。うーん、調子狂うなぁ。
レストランでお昼ご飯でも…と車を停めたら10時半オープンなのにドアが開かず、まだ開いてないの??
うにっ子がトイレーと言うので向かいのバーガーキングへ。でもお昼はどっかちゃんとしたところで食べたいんだよなぁ〜。と言う事でトイレの後また店を探してうろうろ。と、うに次が急に「トイレ!!」えー、さっきうにっ子と同じタイミングでいっとこうよ〜。
お昼はさておきトイレを探してさまよう事に。すると"フラッグスタッフビジターセンター"と看板があったのでその近くに車を停めて探す。このビジターセンター、実はアムトラックの駅と同じ建物。うに次は線路に超反応して、電車来ないかな〜と呟いていた。
その後、車をその駅のすぐ横の駐車場に移動させてフラッグスタッフの街をうろうろ。この間通った時は街のホントはずれをかすっただけみたいで、中心部にあたるこの駅付近はすごく賑やか。
街もそこそこ古くて大きいし、人もたくさん。街を行く人は観光客が多いみたい?アムトラックでグランドキャニオンに行く人とかが多かったり、それと過去大きな国道として栄えたルート66もここを通っているらしく、それを見る(通る)人もいるのか?
でも少なくとも世界的には観光都市として有名なワケではないからか、ほとんどが白人ばかり。今まであちこちで見たアジア人(日本人・中国人・インド人等)は全く見かけなかった。
お昼はアメリカンダイナーでチリドッグを。子供たちはホットドッグ。ここもお客さんは白人ばかりでした。
食後は駐車場に戻りがてら街を少し歩いてみた。建物も味があっておしゃれな店も多くてなかなか楽しそうな街だった。
車に戻る前に先ほどうに次とうに夫だけが行ったビジターセンター兼駅へ。入ってすぐ電車が来てうに次が騒ぐので外で見物。その後もまた電車が来たと言っては外へ。運転席におじさんが見えたので子供たちが手を振ったら振り返してくれた。
車に戻ってフラッグスタッフを出発。でもせっかくだからルート66を走って看板(道路標識)の写真を撮りたいねぇ、と言う事でルート66の看板を探す…とさっき通ったメインストリートがそのままルート66だった。何度か写真を取り損ね、やっと撮れたところでルート66を外れて南へ。
I-17を南下して少ししてAZ-89Aへ。この89A、森林の中をくねくね走る道で途中からは日本の道を彷彿とさせる狭めの道。のわりに通行量が多い。道の両側に路駐してる車がだんだん増えてきてなんでだろ〜と観察してたら、どうやら川が流れていて、そこでキャンプしたり水遊びしたりする人がかなり多いみたい。
そこを通り過ぎてそのまま進むと急に街が出現。左右に店やホテルが建ち並び、たくさんの人がそぞろ歩いていた。都会だ〜。日本人らしき人もぽつぽつ。フラッグスタッフからは1時間半くらい。
とりあえずメインストリートをきょろきょろ眺めながら西に進み、町外れにあるホテルにチェックイン。今日のホテルはSouthwest Inn。時間は2時過ぎ。そんなに高くないホテルだけど室内にガス暖炉があったりしていい感じ。
荷物を部屋に置いて、のんびりするにはまだ早かったので再び外出。とりあえずメインストリート沿いにあるビジターセンターへ。でも案内と言うより色んなツアーの斡旋所?と言う感じ。
ガイドブックに無料シャトルが短い距離だけど走ってると書かれてたので探してみたけど、メインストリートの端から端まで歩いてみたものの発見できず。まぁ、乗ろうと思った理由はうに次が「バスに乗りたい」と言ったから、という大した理由じゃなかったので普通に自分たちの車で移動する事にした。ただ、メインストリートを歩いたら尋常じゃなく暑かったので(35度ちょっと?)スタバでフラペチーノを確保して車へ。
再び車でメインストリートを西の方へ。5分ほど走ったところで左折。セドナエアポートへ。ホテルのおばちゃんおすすめスポットの一つ。
ところで、セドナ。世界的にいわゆる"パワースポット"と知られている。赤い岩山があちこちにあり、そのうち特に強いパワーを持った場所をボルテックスと言うんだとか。有名なボルテックスが四つあり、そのうち一つがこの空港近くにあり、その名もエアポート・メサという。
エアポートメサ頂上より。空港手前の展望台からセドナの北側を眺めた後、エアポート・メサへ。ここは車場スペースが狭くて10台も停められないくらいなんだけど、ちょうど一台目の前で出て行ってそこに停められた。ラッキー。
駐車スペースから頂上付近が見えるくらいのちょっとしたトレイル。でも特にここが歩道、とは決まってない?一応「ここがトレイル」と言う石を積んで金網で囲んである目印があるんだけど、これも思わぬ所にあったりしてよくわからない。
とりあえず子供たちが簡単に登れそうな場所を選んでひたすら上を目指す。歩く事5分くらい、すんなりと頂上に到着。
セドナの街の真ん中近くに位置していて、山のてっぺんにあるエアポート・メサからは周りが一望できていい気持ち。
横には座禅?を組んで瞑想してるらしきおばさんが一人。すごいなぁ。パワーが感じられるのかなぁ。と、気になったので私も岩に座ってみた。けど。…う〜ん。わからないなぁ…。じんわり暑いけど、普通に岩が熱いだけだった…。うにっ子にも「ここ、元気が出る山だって噂らしい」と教えていたので、「どう?うにっ子、元気出た?」と聞いてみたら「うん!この山降りるくらい元気出た!」と。うーん、それって普通に休憩したおかげでは??うに夫にも聞いてみたけどやっぱり感じられない様子。凡人には感じられないのか??
山のてっぺんは何も日を遮るものもなくて熱いので早々に退散。降りるのは登るより少し怖い。岩なので一回こけたら下の方まで転がりそう。
無事に降りたらすっかり汗まみれ。暑さにもばて気味。ホテルのプールに入りたいなぁ、と言う事に。と言う事は晩ご飯を食べに改めて出るのは面倒くさいねと言う事であり、それならホテルの部屋で食べると言う事に(ホテルにはレストランなし)。
エアポート・メサからホテルに行く途中にスーパーがあり、そこに寄ってみた。でも非常食ラーメンが残ってる事を思い出したのでデザート用フルーツをちょっと買っただけ。
ホテルに着いたら着替えしていざプールへ。チェックインの時は入ってる人がいたんだけど、この時は貸し切り状態。気持ちいい〜。ひとしきり泳いだり遊んだりした後は、ホテルの真ん中付近にあるジャグジーに移動してちょっと暖まってから部屋へ。
お風呂に入って晩ご飯を食べて子供たちは8時前くらいに就寝。うに夫も疲れたのか同じくらいの時間にうとうとし始めた。私も10時過ぎにはベッドへ。明日は観光最終日。長かった旅も終わりが見え始めたなぁ。

翌日起床は昨日が早めだったからかやや早めの6時くらい。うに夫は疲れてるのかしばらく一人でごろごろ。
着替えてちょっと片付けてホテル内の朝ご飯スペースへ。外を通って行かないといけないんだけど、この時点でだいぶ暑かった。う〜ん、今日も暑くなりそうだなぁ。
ちょこちょこ食べて部屋に戻り、本格片付け。今日はホテルを引き払った後は飛行機乗るまでスーツケースは開けないので、使わないものとかはちゃんと入れていく。
ボイントンキャニオン。ホテルを9時過ぎにチェックアウトして向かったのはBoynton Canyon(ボイントンキャニオン)。ここも四大ボルテックスの一つで、しかもここのパワーが一番強いと言われてるらしい。セドナの南西の端っこにあるんだけど、ホテルも西の端にあるので結構近い。
ざっくりした地図を見ながらボイントンキャニオンに向かうと、それらしい岩の手前右手に駐車場が。あれ?ここ?と思いつ、でも道がまだ続いてるし…と思って進んでみたらゲートがあっておじさんが出てきた。
何かと思ったら隠れ場的リゾートホテルみたいだった。ここにくるまでの道中でもそういう高級ホテルらしきものがあったし、セドナってリゾート地なんだなぁ。
おとなしくUターンし、さっき通り過ぎた駐車場に戻って駐車。昨日のエアポート・メサは何もなかったけど、ここはトレイル駐車場券?みたいなのが自販機で売られてた。1日券を購入。5ドルくらいだったかな?
既に日差しがじりじり暑かったので、家族全員長袖長ズボン、帽子にサングラスの完全装備。さぁレッツゴー!
ボイントンキャニオンはかなり大きな山で、駐車場も麓にあるので昨日行ったエアポート・メサより山を登る感じ。
とは言え、なだらかな砂地の道が続いていて、歩くのは楽だし、たまにサボテンがあったり足下が岩になったり変化があって楽しくほいほい歩いていける。子供たちも元気に進んでいく。
途中で分かれ道があるけど我々は時間が限られてるのと、子供たちが小さいと言う事ですぐ近くに見えている塔みたいににょきっと突き出ている部分に行ける短いトレイルの方へ。
暑いのは暑いけど、湿度が低いので長袖着ていれば(露出してなければ)そこまで辛くはない。
歩く事駐車場かあら30分くらいでトレイル終着点に到着!やったー!子供たちも元気に歩ききりました。
遠目から見ても塔みたいな突端部分は半ば垂直に立っているのでさすがに子供とは登れなさそう。ただ、そのてっぺん部分に誰か座ってる。パワーを感じてるのかしら?こことは少し離れてるけど、山本体の根元辺りに誰かごろんと寝転んでるのも見えた。パワーを感じられる人??どんな感じなのかなぁ。
とりあえずうに夫だけ登ってみる事に。でも見ててもやっぱり子供は無理だわ〜。うに夫がてっぺんで会った人はそこでアクセサリーを作ってたんだとか。なんでまたそんなところで…。パワー注入?
しばらく休憩した後、来た道を戻っていく。と、途中で白人のおじさんと会ったので「ハーイ」と挨拶したら、「ハーイ」と言いながらいい朝の出会いに…とか言いながらハート型の赤茶色の石(その辺りの石っぽい?)をうにっ子にくれ、良かったね〜と言ってたらうに次にもくれ、私にもくれた。おぉ〜。なんか嬉しい。石に土とかがついてるままだったし、加工したようにも見えないし、たまたまそんな形の石をどこかで見つけたのかな?
駐車場に戻ったらほっと一息。いや〜、暑かった。保冷バッグに入れてあった水が冷たくて幸せ〜。子供たちのズボンも砂まみれだわ。あ〜あ。
時間は11時くらいだったので昨日少しうろついたメインストリートにぶらぶら&お昼を食べに行く事に。
昨日とは違う、反対車線沿いにある駐車場に車を停める。ラッキーな事にここは半地下みたいなところで屋根あり。毎回車に乗るたびにその暑さにげんなりしていたのでこれは嬉しい。
駐車場から出たところにあるお土産物屋さんをまずは冷やかし。それからお友達に教えてもらったネイティブアメリカンの店を探してうろうろ。地図を確認したうに夫曰く端っこの方だと言うのでとことこ。無事発見。はずれなのにちょくちょく人が来てて有名な店なのかな。
色んな種類の品物が所狭しと売られていて見てるだけでもおもしろい。鉱石みたいなのとかビーズアクセサリの材料とか動物の角(!)とか骨(!)とか。ネイティブアメリカンが作ってる物もあるけれど、既製品も時々ある。ネイティブアメリカンの髪飾り(髪を二つ分けにしてその束ねる部分を革で半分くるんで隙間の部分を革紐で編む感じ)があって、可愛いし長い黒髪のうにっ子に似合うかな?と思ってつけさせてみようとしたけど、髪量が少なめでゆるいっぽかったのと革紐の部分がめんどうだったので買うのやめた。
記念に自分へのお土産と思ってシンプルな革ブレスレットを購入。4ドルで安い。とご機嫌だったら、自分は何も買ってもらえなかったうにっ子がみるみる不機嫌になって文句を言い始めた。いいのがあれば買ってあげても良かったんだけどどうしても!とかこれいいね!って言うのがなかったんだもの〜。次から次に「これ!」「やっぱりこっち!」とか一貫性ないし…。
私がそういう事を言ってぷんすか怒ったのでうに夫があれこれ話してなだめてた。やれやれ…。
それから駐車場近くのお店でお昼ご飯。ちょっとシックな感じで、子供メニューには飲み物・ニンジン・ポテト・デザートがついててお得な気分に。でもまぁそれだけの値段なんだけど。大人のもおいしい。うに次はちょっと食べた?食べてない?てくらいで撃沈。椅子に座ったまま寝てしまった…。久しぶりだなぁ。よっぽど疲れてたのかな?
食べ終わってうにっ子が嬉しそうにぱくぱく食べてるのを見ながら待ってたら、通路はさんで三席くらい向こうに日本人ぽい家族が座った。と、何気なく見てたら何だかどこかで見た顔な気が…。あ!モニュメントバレーでアイス食べてた時隣に座ってた家族だー!思い出してすっきり。でも隣でもないし、モニュメントバレーでも話してないし見てるだけ。同じようなコースで回ってきたんだろうなぁ。
うにっ子が食べ終わってもうに次はぐっすりだったので、うに次の分のご飯は箱をもらって持ち帰り。
ホテルのおばちゃんがいいんじゃない?とおすすめしたり、ガイドにも載ってたTLAQUEPAQUE(テラカパキ)と言う所に行ってみた。車もいっぱい停まってるし人もいるので何かなと期待してたけど、セレブな買い物スポットと言う感じの場所だった。おしゃれはおしゃれな店がいっぱいだし建物も洒落た建物なんだけど、如何せん品物がなんだかなぁ…。セレブな感じというか…。うちとは無縁な感じ。セドナと関係ない店がほとんどだったし。思いついて入ったキャンドルショップにはなぜか"毎日香"が売られてた(爆)。どういうこっちゃねん。
そんなテラカパキからそそくさと脱出し、まだ時間は2時過ぎ。この日の帰りの飛行機は午後10時25分フェニックス発で、8時過ぎくらいに空港に着いてれば十分間に合う。セドナからフェニックスまでは大体2時間ちょっとなので最大6時前に出ても間に合う計算。
晩ご飯もあるのでそんなギリギリまではここにいないけど、時間はまだあるのでまたもホテルのおばちゃんおすすめのスポット、Red Rock Crossingに行く事に。場所も西の方なので帰り道に近いからいいかなと。
いざ着いてみると、公園みたいになっていてゲートがあり、入場料9ドルを払う。朝買った駐車場の券とは別。地図ちょうだいって言ったら別料金よって言われたのでもらうのやめちゃった。
レッドロッククロッシングからカテドラルロック。とりあえず駐車場に車を停めててくてく奥に歩いて行く。そしたら林の中を歩く小道が続いていて、その右手には細いながらも流れの早そうな小川が。その向こう側に人が結構いる気配がし、ちょうど橋みたいに丸太がかかってる場所があったのでそれを渡って向こう岸に渡り、さらに林の向こう側に出てみてびっくり。
赤い岩が露出してる部分を浅いけどこれまた流れの早い幅4・5mくらいの川が流れていて、水着の人がいっぱいいて水遊びを満喫してるではないの!岩がつるつるしていて浅いので自然の滑り台みたいにつるつる〜っと遊んでる。気持ちよさそうだな〜。川遊びできるって知ってたら昨日の時点でプール行かずにこっち来たのになぁ。
川の上流の方には四大ボルテックスの一つ、Cathedral Rock(カセドラルロック)がそびえ立っているのが見られていい景色。上流でも水遊びしてる家族がいて、どうしても写真に写りこんでしまうのが残念…。ちょっとのいて〜とはさすがに言えない…。
水着はもうスーツケースにしまい込んでしまったので、家族そろって足だけ川につけてのんびり休憩。水が冷たくて気持ちいいわ〜。でも岸辺の赤い岩は尋常じゃないくらい熱されてて、裸足のままあがって歩いてたらあっという間に足まで熱くなってやけどするんじゃないかって思うくらいだった。
ぼや〜んと3時過ぎくらいまで過ごして重い腰をあげる。トイレを済ませたりして今度こそフェニックスに向けて出発。
地図上で見ると最短ルートはセドナから南に延びてるAZ-179を行く道なんだけど、ホテルでもらった地図とカーナビはどちらも西へ進むAZ-89AからCottonwoodと言う街を通って南東に向かうAZ-260、そこからI-17に乗って南下という道を示すのでその通りに。なんでだろ。
この辺りは見るべき物も寄るべき所もなく消化試合ならぬ消化行程。I-17に乗って少しするとうにっ子はうとうと昼寝。昼ご飯時に寝たうに次はさすがに寝なかったけど、うにっ子が寝ていてつまらないのかおとなしかった。
飛行機に乗るのは10時過ぎなのでそれまでに晩ご飯を食べておかないと。そして空港は大したものがないだろうなぁ、ということで目指したのはPho Thanhと言うベトナム料理屋さん。なぜそこに行く事にしたかと言うとそもそもはセドナのスーパーでレストラン紹介雑誌を見かけた事。アリゾナのおいしくてリーズナブルなレストラン特集!みたいな記事があって、それの表紙がちょうどこの店のフォーで、それがいたくおいしそうだったのでお店をチェックしたらおぉ、フェニックスでしかも空港のちょい手前じゃないの〜!と運命を感じたので(大げさ)。
お店に着いたら店の雰囲気は日本の大衆食堂みたいな感じで、雑誌効果なのかそもそも人気店なのか時間はやや早めだった(5時過ぎくらい?)のに人も結構入ってた。
メニューを見たら雑誌の通りかなり安い。ノーマルなフォー一人前5ドルしないくらい。すごいな〜。私はミートボールと牛肉入りのフォーを頼んだ。5ドルちょっとかな。量もちょうど一人前くらいだし(私にちょうどいいと言う事はアメリカの人には少ないかも?)、おいしい!これで5ドルは安いなあ〜。近所にあればいいのに。
満足したところでとうとう最終目的地フェニックス空港へ。レンタカーセンターでレンタカーを返却し、荷物を持ってえっちらおっちらシャトルバスに乗る。ずっとバスに乗りたいと言っていたうに次は嬉しそうだった。来た時はすっかり夜だったので、明るいフェニックスを見るのは初めて。こんな都会だったんだな。
空港に着いたのは7時前。さっそくカウンターでチェックインしようとしたらあら?誰もいない…。ちっちゃい看板が一つあって「カウンター業務は7時半からです」と。えー、休憩中?!
仕方がないので待つ。荷物をごろごろ押して動き回るのも面倒だったのでカウンター近くでだら〜っと座りながら。同じような人が周りに何組かいた。
7時過ぎくらいにおもむろに職員たちが出てきたので手続き開始。うちもチェックインと荷物預け入れ。預け入れの時、スーツケースが重さギリギリで焦ったけどセーフ。最後に車用の日よけとかをぎゅうぎゅう押し込んだのが悪かったかな。
7時半過ぎには身軽になって空港内をうろうろ。が。ほとんどの店は7時までだったみたいでお土産物屋や飲食店も開いておらず、する事もなくて退屈…。夜が早いなぁ。セキュリティチェック前のベンチで本読んだりゲームしたり。
9時過ぎくらいにセキュリティチェックを抜けて中へ。でも当然まだ搭乗時間にならないので、中へ入ってからもベンチに座って時間潰し。子供たちは9時を過ぎてさすがに眠そうな顔になってきた。けど寝るには至らず。疲れと眠気で逆に変なテンションに。その相手をするのも疲れてきたな〜と思ってきた頃に飛行機がやってきて搭乗開始。やっとだ〜。
席について子供たちは番組が見られるモニターを発見して「見たい見たい!」を連発したけど、さすがにもう寝ないと後が辛いのでダメだとばっさり切り捨て、寝るように言い聞かせる。
でもそんなきりきり言い聞かせる必要もなく、疲れと眠気でかなり早い時点でばたんきゅー。かく言う私も疲れてたみたいで子供たちに負けず劣らずあっという間に眠りに落ちてた。うに夫はアイマスクと耳栓のセットをもらってたけど、私はそんなの配ってた記憶がないくらい…。
ただ、途中飲み物配ってる時に目が覚めて水をもらったり、うにっ子のトイレに付き合ったりはした。うに次は途中全く起きずぐっすり。
私もほとんど寝ていたので5時間近いフライトもあっという間。着いたのはボストン時間朝6時過ぎ。もちろん出発地のアリゾナとは時差があって、アリゾナ時間ではまだ朝3時過ぎ。そりゃ眠いよ…。
飛行機を降りて荷物を受け取ってシャトルバスで駐車場へ。この間子供たちはちゃんと起きてトイレに行ったりして自分で歩いてくれた。でもうに次は車に乗って走り始めてしばらくすると撃沈。ぐっすり。そりゃそうだわな。
帰り道途中、朝ご飯にダンキンドーナツでサンドウィッチなどを買って帰る。うにっ子はわがまま言ってドーナツ。それご飯じゃないから…。
帰宅して、さすがに前日の朝から着っぱなしでハイキングまでして汗をかいてる服を着替えてうに次は即布団、うにっ子はドーナツを食べてから布団、大人も着替えて食べて布団へ。これで今回の旅もおしまい。お疲れ様でした。
今回は念願のグランドキャニオン・グランドサークルに行けて大満足。十分暑かったけど全体的に薄曇りだったので助かった。写真的にはもう少し晴れていてくれればとも思うけど、まぁ贅沢は言えない。しかし本当に絶景の連続だった。いつかまた行く事ができるかな?あのスケールは私が生きてる間は絶対変わらないだろうな。


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