国立公園グランドティトン・イエローストーン(後半) 2011.07.16〜07.22+1 晴れ時々雨



湖面に映るティトン山脈。今日は6時過ぎに起床。少しずつではあるが、朝起きる時間が遅くなってきている。時差に適応してきたか。
今日はイエローストーンに移動するので朝ご飯を食べ終わったら片付けてチェックアウト。なかなかいい宿でした。
今日は昨日帰りに通ったジャクソンホールハイウェイを北上。昨日は子供たちが寝てた展望台で停まって写真を撮ったりしつつ。
空模様は昨日の朝よりマシだけどやや曇りがち。でも風が少ないかも??と言う事で、これは逆さティトン(?)が見られるかも、と思い、昨日通ったダムへ寄り道。ばしーっと映ってるわけではないけど、この山がここに映ってる、言うのはわかる。寄り道正解。
後はひたすら北上、北上。だんだん山並みが遠ざかっていく。一回山道を登り、その後はだら〜っと下る。
イエローストーンは世界最古の国立公園で、大きな火山地帯。公園のほとんどの地域がこの火山のカルデラ内に入ってる。でかすぎ。ついでに言うとこの公園の面積は8900uもあって、四国の半分くらいあるらしい。デスバレーにははるか及ばないものの、こっちもかなり広い。
同じ山の中とは言ってもグランドティトンと大違い。イエローストーンではたびたび落雷などで山火事が起きるらしいんだけど、出来るだけ自然のままの状態を保つために積極的な消火活動はしないらしい。
そのせいかあちこちに焼け焦げて枯れた立木があり、その足下ではまさに同時期に芽生えたらしき同じくらいの背丈の木が所狭しと並んでたりする。
同じ目線で川が流れてると思ったら断崖絶壁になったり。走っていてもどんどん景色が変わっていくので見ていて楽しい。
イエローストーンは大体5つのエリアに分けられるんだけど、まずは一番南東にあるレイクカントリーへ。その名の通りイエローストーンレイクという大きな湖がある。
一番南にあるグランドビレッジと言う所のインフォメーションセンターに立ち寄る。でもこじんまりしていたので、トイレを済ませてすぐ出発。メインの通りに出ようとしたら車道の端っこを犬みたいなのがとっとことっとこ走っていて、何かと思ってよく見たらコヨーテだった。普通に走っててびっくり。
ウエストサムグランドビレッジから少し北に上がったところにあるウエストサムというトレイルがある所へ。
綺麗な遊歩道が設置されていてそこを歩いて行くとたくさんのspring(温泉)がわき出ている。あんまり期待しないで行ったんだけど、すごく綺麗だったり、ぼこぼこかなりの勢いで湧き出ていたりしてびっくり。
一応温泉と遊歩道の間には柵が設置されてるんだけど、がっちがちの柵じゃなくてひょいっと中に入れちゃいそうな感じの物だったので、ほいほい手を伸ばしそうなうに次に「あっちーだよ、ダメだよ!絶対ダメ!あちあちだよ!!!」と何度も言っていたら恐怖心を植え付けすぎてしまったようで、もわもわ〜んと生暖かい(と言うかむしろやや熱い)湯気が向かってくるだけで「こわい〜!!」と怯えるようになってしまった。しまった、やり過ぎた。おかげで抱っこ率が高くて大変。
でも温泉は見ていて楽しいし綺麗だし、反対側に広がる湖も広くてとても綺麗だった。
これがイエローストーンかーとひしひし思いながらウエストサムを後にして、湖沿いの道を北へ。ちょうど昼頃だったので湖の北側にあるレイクビレッジへ。ここにはホテルやレストランがあるので。
レイクロッジと言う山小屋風の建物内にあるカフェテリアへ。少し時間が遅かった(1時前)からか、結構がらがらでゆったり出来た。
その後北へと進み、Hayden Valley(ヘイデン・バレー)へ。動物がたくさん見られるとの事だったけど、バイソンをぽつぽつ見たくらいで残念。
その南端の方にあるMud Volcano(マッド・ボルケーノ)に立ち寄る。ガイドにはかる〜く触れられてただけのこのマッド・ボルケーノ、予想外にかなり見所?みたいで駐車場のスペースを探すのに苦労するくらい混んでいた。
一番端にあるDragon's Mouthはぽっかり空いた洞窟の奥で温泉が沸いているんだけど、沸く量も多いみたいでもくもくと蒸気が立ち上り、さらに洞窟の奥で「ごわぁんどわぁん」とすごい音。うに次はまたもやや怯えてた。
マッド・ボルケーノ。次に見に行ったのはMud Volcano。泥水の奥で温泉が湧いていて泥水がぼこぼこしていておもしろい。その周りには乾いた泥がかぴかぴと固まっている。
さらに奥にトレイルが伸びてるんだけど、他にも行きたいところもあったし行かない事に。が、その手前の草っぱらになぜかどし〜んっと落ち着いてしまってるバイソンがいたので、それだけ見に行った。数m横をトレイルが通ってるんだけど、人がどれだけ通ろうが、写真を撮ろうがお構いなくくつろいでる。
が、時折「ぶふ〜」と鼻息が聞こえてきて「心まで許してるわけじゃないぜ」みたいな感じ。でもどっちにしろ人に慣れすぎ・・・。
それからヘイデン・バレーを通り抜けたけど、広々と広がる草原と雄大に流れる川が見応えアリ。相変わらずバイソンをぽつぽつと見られる事が出来る。
今日の宿があるCanyon(キャニオン)へ。そもそもうちが持ってるガイド、地球の歩き方ではイエローストーンリバーが流れる峡谷(キャニオン)に行く道は、キャニオンロッジという宿泊施設やレストランがある所から入る一方通行と書かれてたのでそっちに行ったら、実は真逆の一方通行・・・あらら。
せっかくこっちに来たので、そのままロッジにチェックイン。部屋だけ確保。それからまた逆の入り口に戻る(一回通り過ぎたポイント)。
落差93mのLower Fall(ロウアー滝)を頭に、切り立つ峡谷を激流と言っていい程の川が流れている。
一方通行の道に入って5つの展望台があるんだけど、ちょうど天気が悪くなってきて雨が降るかどうかと言う所だったので結構歩く最初の2つの展望台は飛ばして三つ目の展望台へ。でも最初二つの展望台は、一つ目は滝が流れ落ちる真横辺り、二つ目は滝が落ちていく所にほど近い所まで降りていく。子連れでどんよりした天気の中歩くのはキツそう。
三つ目の展望台はLookout Point(ルックアウト・ポイント)。滝もかなりバッチリ見えて、迫力ある峡谷も楽しめる。素晴らしい。今まで見ていたイエローストーンとは全く雰囲気が違う。うにっ子も「すごいね〜」と大興奮。
次の展望台はGrandview Point(グランドビュー・ポイント)。でもルックアウト・ポイントからここに来るまでの間結構強めの雨が降って心配したけど、展望台の駐車場に着いたらラッキーな事に雨がやんで、大急ぎで展望台へ。ちなみに5つの展望台、どちらもちゃんと駐車場があるので安心。でも人気の展望台だと車が多くてトレイル近くの駐車スペースには停められないかも。
イエローストーンキャニオン。さて、グランドビュー・ポイント。ここは方角的に滝は見えないけど、峡谷がかなりど迫力に眺められる。峡谷の向こうは緑の森?草原?が広がって見えて素晴らしい。
最後の展望台はInspiration Point(インスピレーション・ポイント)。小さいけど向こうの方に滝も見えるし、その手前に広がる峡谷も見られる。芸術的才能がない私はなんのインスピレーションも得られなかったけど・・・。そして展望台の端っこの金網が破れてて下手したら子供たちが落ちそうで怖かった・・・。
キャニオン・峡谷を満喫した後は道なりに進んでキャニオンビレッジへ戻る。まずはチェックインした部屋Canyon Lodge Frontier Cabin(キャニオンロッジ・フロンティアキャビン)へ。・・・って、部屋というか小屋?こういうのをキャビンという。で、今回泊まったのは、プレハブとは言わないけど、板張りの長屋みたいな小屋。簡素な小屋。
そして部屋にお風呂がついてる、と言う事で安心してたら実はバスタブなしでシャワーのみだった・・・。あらら・・・。ちなみにテレビ・冷蔵庫もない。うに次がちょっとハイテンションで歩くだけでぎっしぎっし音がする。大丈夫か?
荷物を置いてちょっと休憩したら晩ご飯を食べにビレッジ内のカフェテリアへ。でも正直晩ご飯に食べるには微妙なメニューだった。店選択間違えたな〜。
その後、夕立?の降りしきる中、おもしろ半分にビレッジ内をちょっとぐるっとドライブ。お店の裏側にあるキャビンは新しいのかちょっと豪華(と言うかしっかりした造り)で、部屋の鍵もカードキーと見受けられた。値段からして違うんだろうけど、待遇違い過ぎないかい?
部屋に戻って子供たちにシャワーを浴びせ、またまたばたんきゅー。この日は私も眠くて眠くて、子供たちと一緒に就寝。一人起きてたうに夫は隙間から入ってきたらしい蚊と一人戦ってくれたそうな。ありがとう。

今朝は子供たちも6時半くらい起きで、やっと時差に体がなじんできたかな?またも部屋で変わらぬ朝食を食べる。8時くらいに部屋を出てチェックアウト。今日はなかなかいい天気。でもさすがのイエローストーン、朝起きたら肌寒くて子供たちは部屋ではフリース着用。
まずは最初の目的地マンモスカントリーを目指すんだけど、あえて遠回りの東側ルートを通ってみた。
キャニオンから少し走ると、カルデラ内から出て外側へ。しばらく走ると山の東側斜面一面に色んな花(特に黄色い花)が咲き乱れる所に出て思わず停車。うにっ子は「かわい〜〜!!」とおおはしゃぎ。女の子だねぇ。うに次は「いっぱいね!いっぱい!」とお姉ちゃんの真似。
名もなき花の花畑。この花は雪が少なくて日がよく当たるところにしか咲かないのか、そのポイントを通り過ぎるとこの自然の花畑は見られなくなってしまった。
途中他にも、すごいぎざぎざした岩とか色々見られて楽しかった。
そして道がT字路になって、マンモスの方へ行くにはホントは西へ行くべきなんだけど、東側にあるLamar Valley(ラマー・バレー)は動物がいっぱい見られると書かれていたので片道10分くらい寄り道してみるか、と言う事で東へ。
が、その道に入って数分たったくらいで結構大規模な道路工事をしてるのに遭遇。そのせいか動物も遠いところにはぐれバイソンを一頭見られたくらいだった。残念。
来た道を戻って今度こそ西側へ。この辺りで子供たちはなんだかうとうと。
時間が早いからか公園の端っこの方だからか、昨日通ったヘイデン・バレーとかより車が少ない。でもマンモスカントリー中心部に近づくとそこそこ増えてきて、いつの間にか人も車も結構な数。
ちなみにMammoth Hot Springs(マンモス・ホット・スプリングス)に入る手前で岩場のてっぺん辺りで草をはむ鹿数頭を発見。角がないし遠目だったのでよくわからないけど、エルクかな?ミュール鹿かな?
イエローストーンに入る北側ゲートに一番近いマンモス・ホット・スプリングス、この時間(10時過ぎくらい)でかなりの混み具合。Lower Terraces Areaを見て回るトレイル横の駐車場は空き待ちが出るくらい。我が家は一番下側の駐車場に運良くすんなり停められた。
この辺りは湧き出た温泉に含まれる石灰分が何重にも重なって、階段状になっているのが見られる。今でも階段の一番上からは温泉がどんどん湧いていて階段を流れ落ちている。なので、少し時間が経てば階段の形は変わってしまうらしい。
ちょっと小高い丘になっているところをぐるっと回るトレイルなので、上まで上がるのはちょっとキツイ。でもホント綺麗な階段になっていておもしろい。水(お湯?)の流れで色も違っている。
Minerva Terrace結局一番上まで登るのは断念してぐるっと一回りして降りてきた。そしたら駐車場がさっきよりさらにいっぱいで、ここ通路じゃないの?と言いたくなるような所にまで駐車してた。観光バスなんかも停まっててびっくり。
Lower Terracesを出て、すぐ上にあるUpper Terracesへ。こちらも下に負けず劣らず混んでいて、駐車場の空きスペースがなかったので見るのを断念。ちょうどLowerを上から見られそうだったので見たかったんだけどな〜。
そこから先は道をひたすら南下。川が流れる向こうを雪が残る山並みが見えたり、林が続いたりと爽快ドライブ。川の中に入ってのんびり釣りをしてる人とかもいた。カルデラに近づくにつれてまた山火事があったようなエリアが増えてきた。
南に下り続ける事60km弱。イエローストーンの西の入り口がある道を通り過ぎてまたカルデラ内へ。西入口から入ってきた人も多いのか、ここから少し車が増えた気がする。
道を走ってると草原のあちこちから湯気が立ち上っていて、温泉があるのがわかる。まずは一番北にあるFountain Paint Pot(ファウテイン・ペイント・ポット)へ。ここもウエストサムと同じくたくさんの温泉があって、その合間をトレイルが渡されている。駐車場がびっくりするほど混んでた。でも目の前で一台出て行ってすぐ停められた。ラッキー。
が、この時点でもうお昼(12時)くらいだったので、最初の温泉いくつかだけ見て離脱。
後はどんどん南下して今日の二つ目のメイン兼ホテルのあるOld Faithful(オールド・フェイスフル)へ。ここはイエローストーンの中でも一二を争う見所。The Old Faithful Geyser(オールド・フェイスフル・ゲイザー)と言う間欠泉があり、そのすぐそばから始まるトレイルを歩いて多数の温泉、いくつかの間欠泉を見る事が出来る。そんなわけでここはもうすっかり観光地。広い駐車場もやたら車でいっぱいだし、あちこちたくさんの人が歩いている。
そして間欠泉と同じく有名なスポットなのが、Old Faithful Inn(オールド・フェイスフル・イン)。1904年に建てられ、木組みのログキャビンとしては世界最大だそう。実際中に入ってみると木組みなので何だか暖かみもあり、隠れ家みたいな雰囲気もあり、かなり魅力的だった。
オールド・フェイスフル・イン。吹き抜け。トイレ休憩兼昼食調達に中に入ったらちょうどピアノの生演奏をしていて、それがまた雰囲気を盛り上げていた。暖炉もあったので、ちょっと寒い日に暖炉の火を見ながらのんびりとかしてみたいな。
ただ、お昼を買ったカフェテリアはかなり割高・・・。高かった・・・。
ホテルの外に出てお昼を食べ、さっそくトレイルへ。オールド・フェイスフル・ゲイザーの噴出時間にはまだ少し時間がありそうだったのでパス。ちなみに間欠泉の周りには観客席さながらたくさんのベンチが設置されていて、早くもそこへ座って噴出を待ってる人たちがいた。すごいな。
間欠泉の北側周辺のトレイルと回っていざ、北の方へ、と思ったらうにっ子が突然トイレ申請をしたので慌ててトイレを求めてOld Faithful Lodgeへ。こちらは木組みとかではないけれど、雰囲気ある照明とかを使ってたな。
トイレを済ませて外に出たら、ちょうど噴出が終わりかけるところだった。う〜ん、残念。もう少し早くトイレが終わってれば・・・。噴出間隔は大体60分〜90分なので(その時の噴出時間によって間隔が変わるらしい)次を待ってるには時間がもったいないんだよな〜。次の予想噴出時刻はビジターセンターやオールド・フェイスフル・インに掲示されている。
さて、気を取り直して先ほど行きかけたトレイルへ。ここも結構な人が歩いていた。
トレイル沿いには本当に数え切れないくらいの間欠泉や温泉があり、見所満載。覚えてるのはブシブシッっとお湯の噴き上がるSawmill Geyser、青い色が美しいその名もBeauty Pool、最終目的地だったMorning Glory Pool。
が、歩き疲れたうに次がかなり最初の時点でおんぶ〜と言ってきて、仕方なくおんぶしてたらいつの間にかふらふら〜がくんがくんしてきて・・・寝てるやん!おろすわけにも行かず。写真も撮りたいのになぁ・・・と思いつつ。あぁ、うに次よ・・・。
ちなみにグランドティトンは自然のままと言うイメージなので無理だけど、イエローストーンは間欠泉などを見学するトレイルがかなり整備されているのでストローラー(ベビーカー)が使える所が多い。昨日のウエスト・サム、今日行ったファウンテイン・ペイント・ポット、このオールド・フェイスフル・ガイザーのあるアッパー・ガイザー・ベイスン、明日行く事になるブラック・サンド・ベイスン、ビスケット・ベイスン、ミッドウェイ・ガイザー・ベイスンは大丈夫。は〜、つくづく私も持って行くべきだった・・・。今回家に置いて来ちゃったんだよな。
話は戻ってトレイル。あちこち見ながら、写真撮りながら歩いてトレイル終点のモーニング・グローリー・プールに到着。大体2時間近く?さすがにうにっ子も最後の方はうに夫に抱っこしてもらっていた。ガイドブックでは片道30分くらいとあるので4倍近く。我ながら子連れは大変だわ。うに次はモーニング・グローリー・プールに着く少し前に起きた。
モーニング・グローリー・プールは朝顔の形をしてる(と言われている)、透明度も高い美しい温泉。でも想像してたよりやや小さい目。
少し休憩してホテルへと戻りかける。来た道ではなくて、自転車などで来られるように整備されている(アスファルト舗装されている)自転車道をとことこと。寝て起きたうに次はちょっと元気で自分で歩いたり。他に颯爽と自転車に乗っている人、ジョギングしている人などがいた。なんかやっぱり旅行に来ても優雅に過ごしてるんだよな〜。
モーニング・グローリー・プール。やっとこさホテルに戻ったら夕方になってきて肌寒くなっていた。
もう夕方だったのでホテルにチェックイン。今回のホテルはOld Faithful Inn。East Wing。オールド・フェイスフル・インは緩い「へ」の字みたいになっていて真ん中に山小屋ロッジがある。で、オールド・フェイスフル・ゲイザーが見える部屋(その分ちょっと値段も高め)はあってそれはEast Wingなんだけど、私たちが泊まったのは同じEast Wingでも間欠泉が見えない部屋。たまたま最初に車を停めた所に近かった。ラッキー。
部屋に入ったら可愛らしいバイソンのぬいぐるみがお出迎え。あら、可愛い♪と、思ったけど、もらって帰ればもちろんながら料金は後々請求されるらしい。うぐぅ。
ちょう〜どうにっ子の抱っこサイズ。ずっと欲しいを連発しているので、たまにはいいかぁ、と言う事で買ってあげる事にした。が、その部屋に置いてあったのはいつからあったのかわからないので、売店に売られていた新品を改めて買ってあげた。
さて、晩ご飯を食べようかと思い、昨日の失敗があったので、まともな晩ご飯が食べたいな〜と言う事でホテル内のレストランへのこのこ行ったら既に何やら行列が・・・。なかなか進まないので、うに夫が並んでいてくれてる間、吹き抜けになってる2階、3階部分に子供たち二人と登ってみた。もっと上にも登れるけど、立ち入り禁止になっていて残念。
そうそう、ロビーをうろうろしてる間に日本人家族を二組ほど見かけた。どちらも駐在ぽい。お子さん連れだったけど、すれ違ってちょっとして向こうのお子さんがお母さんにひそひそと「日本語だったね!」うにっ子もよくやるけど(苦笑)、何なのかな。日本語が気になるのはわかるけど、なぜかひそひそ声(笑)。
そうこうしてる間にうに夫が前の方に進んでいたので戻る。が、この時点(6時過ぎ)では予約がいっぱい。今予約してとれるのは8時半、予約ナシで空くのを待っても多分2時間くらいかかるでしょうと。恐るべし人気。
仕方なく他のレストランを探してさまようも見つからず、結局最初のレストラン横にあるバーで晩ご飯。バーなので、メニューも簡単な物でハンバーガーやら。おいしかったけど、なんかメニュー的に残念。
食後はすぐ部屋に戻る。でももう9時前で、急いでお風呂に入る。ホテルは古いからか外の廊下を歩くとぎっしぎっしかなり響く。が、うにっ子・うに次はやっぱり疲れてたのかそこそこで就寝。
今日は歩いたな〜。さすがに疲れたので、私も10時過ぎくらいには就寝。明日はイエローストーン最終日。晴れるといいな〜。

しゅばしゅばっ。朝起きると今日も晴れ。6時半くらいに起床。いい感じ。すっかりおなじみの朝ご飯を部屋で食べる。
結局まともにオールド・フェイスフルの間欠泉を見ていないので見たいな〜、と思いつつタイミングが合わずそのまま出発。残念。
オールド・フェイスフルを出て1・2分も走らないうちにあるBlack Sand Basin(ブラック・サンド・ベイスン)へ。小さいながらしゅばっ!しゅばっ!とお湯を吹き上げる間欠泉などがあって見応えある。一番見応えあるのはEmerald Pool(エメラルド・プール)で、綺麗なエメラルド色・・・と言いたい所だけど、朝一番(8時くらい)なので空気が冷たい分、湯気がすごい勢いで立ち上っていて水面がきちんと見られず残念・・・。
次はもう少し北にあるBiscuit Basin(ビスケット・ベイスン)へ。ここもそんなに大きくない。でも綺麗な温泉がいくつかあって見応えあり。特にSapphire Pool(サファイア・プール)。真っ青で透明度が高くて美しい。
もう少し湯気がすくなければもっと満喫できるんだけどなー。やっぱり温泉は午後に見に行くのがオススメ。
次はさらに北に上ったところにあるMidway Geyser Basin(ミッドウェイ・ガイザー・ベイスン)へ。ここには直径なんと113mもある、園内で最大のGrand Prismatic Spring(グランド・プリズマティック・スプリング)がある。端の方から茶色っぽい色からオレンジ色・黄色・緑と色が変わっているのがきれい。が、園内最大だけあって全体像はわからない。
少し歩くとこれが見下ろせるポイントがあるらしいんだけど、時間的に無理なのでさっくり見て後にする。ちなみにここでも湯気がすごくて、少し前を歩くうに夫と子供たちが湯気に隠れて見えないくらい。温泉・間欠泉は午後に見に行った方がいいかも。
サファイア・プール。駐車場を出ると一旦北へ走って、イエローストーンを脱出すべく、西へ。この道はウエストイエローストーンからの入り口があるからか、反対車線が10時前だと言うのに結構車が走ってた。国立公園のゲートに着いた時は入園しようとする車が軽く100台以上は並んでプチ渋滞。これを見るとやっぱり出来るなら国立公園内のホテル・ロッジに泊まる方がいいな。ウエストイエローストーンに泊まってイエローストーンを観光する場合は朝早くが鉄則。
こちらは反対向きなので特に渋滞に捕まる事なくすいすい。ウエストイエローストーンの町の中を走り抜ける。ここは本当、イエローストーンへの観光客のための町という感じでホテルも数え切れないくらいあるし、色んなお店もたくさんある。それらを横目にUS-20Wと言う道を西へ。町を過ぎたと思ったら、建物などがほとんどない中を道が延びていた。
ず〜っと西へ向かい続け、ワイオミング州からアイダホ州に入った辺りからゆる〜っと道が南向きになっていく。そこから先はひたすら南下。道はI-15Sと言う名前。
アイダホ州は放牧が盛んなのか、あちこちで馬や牛を見かける。後はそのための牧草地が多い。
アイダホ州なのに、アイダホポテトはどこだ〜。勝手なイメージか??とうに夫と話してたら、名もなき(と言うか、単に覚えてない・・・)町のマクドナルドでお昼ご飯を済ませてまた走りだしたら徐々にお芋畑が増えてきて、気がつけばあっちにもこっちにも芋畑。葉っぱが青々してました。アイダホ=じゃがいも、のイメージは間違ってなかったらしい。しかし広大過ぎるだろう・・・。
グランド・プリズマティック・スプリング子供たちは静かに幼児雑誌を読んだり(何回目の熟読かわからない。元とりすぎ)、歌を歌ったり、喋ったり、二人で遊んだり、寝たり。基本的にロングドライブでもぐずらないので助かる。
途中、そろそろうにっ子のトイレ休憩を、と言う事でレストエリアで休憩。だいぶ南に下がってきたので日差しがじりじりと暑い。この日の朝に肌寒くて長袖を着てた事が信じられない。
アイダホ州を脱出して、数日ぶりのユタ州。だいぶ都会が近くなってきて、建物の数が増えてきた。どんどん走ると向こうの方にかすかに湖が見えた。あれがグレイト・ソルト・レイク。でも寄ってる余裕も時間もないので素通り。
気がつけば道路も高架になっていたりしてすっかり都市部の雰囲気。とうとうハイウェイを降りて市内へ。住宅街を通り過ぎ、今日のホテルBaymont Inn& Suitesへ。
明日の飛行機が早いので、何はともあれ空港近くのホテルを、と言う事で選んだんだけど(後は値段と相談)、ちょっと薄暗いと言うか、雰囲気が暗い。そして残念な事に部屋がホテルのランドリー施設前で、結構遅くまでぐわんぐわん洗濯している音が聞こえてきた。
部屋に着いて荷物を置き、一息ついたくらいで晩ご飯を食べに外へ。うろうろするのも面倒だったので、来る途中に見つけたフレンドリーへ。今日という今日はファーストフード系はイヤだったし。6時前後くらいでやや早かったので中はガラガラ。
まっすぐハイウェイご飯を済ませてお会計、と思ったらなぜか子供料金はサービスしてくれるとの事。ラッキー♪確かに店頭に火曜だか水曜は子供無料デーって書いてたけど、この日は違ったのにな。
ホテルに戻ってお風呂に入りつつ明日に備えて荷物を整理。やや早めの時間だったのでどうかな?と思ったけど、ロングドライブに疲れたのか、子供たちはそこそこの時間に寝付いた。明日は早起きなので早く寝てくれて助かった。
今日はトータル6時間以上かかったロングドライブ。結局うに夫にずっと運転してもらってしまった。ありがとう。お疲れ様。明日はもうボストンに帰れるからね。
と、明日を知らない私は考えていた・・・。

この日は最初の飛行機が6時発なので、3時半には起床。さすがに外は真っ暗。どこかで汽車が走ってるらしく、警笛が聞こえる。子供たちはいくら何でもこの時間、まだまだ爆睡中。
とりあえずは大人だけ着替えして準備して。それでも子供たちはぐっすり。起こすのもちょっと可哀想なので、寝ている状態のまま着替えさせてみる。が、もちろん起きる(笑)。そこから先はてきぱき準備。
4時頃にはホテルを出発。外はまだ暗い。車で走り出すと車は少ないものの空港に近づくにつれて車が少しずつ増えてきた。
レンタカーを返し、もうすっかりお目覚めの子供たちは元気にとことこ。セキュリティチェック内のスタバで飲み物を買ってほっと一息。まだ5時台よ・・・。
飛行機に乗って子供たちは寝るかと思いきや結構元気。朝ご飯食べる?と聞いたらなぜか二人してミカンミカンと言うので、普通のミカンをもぐもぐ立て続けに4つ、二人で仲良く食べていた。それからうとうとしたり、窓の外を眺めたり。
飛行機は無事乗り換え空港、ダラスに到着。ターミナルが違うところで、次の飛行機まで1時間半あるのでターミナルをつなぐモノレール、あえて遠回りの方に乗る。のんびり空港内を回って次の飛行機に乗るターミナルに到着。
子供二人がトイレ!と言うので(トイレトレ中のうに次は、外出中に他の人がトイレに行くと自分も行きたがる)トイレへ行ってる間、外で待っていたうに夫、何やら険しい顔。どうした?と聞いたら、乗る予定の飛行機(11時過ぎ発)がキャンセルとの事!えぇぇぇ!!
悪天候とかではなくて、機体トラブル?詳細はわからないけど、責任は一応航空会社にあるらしい。
キャンセルされた飛行機には当然乗れないので、次の飛行機に持ち越し。持ち越しというか、その飛行機にも予約は入ってるので空き待ち。そして、私たちが乗るはずだった飛行機に乗る予定だった人たちがほぼ全員こっち(キャンセル待ち)にシフトされるので、キャンセル待ちリストはかなりの人数に上る。うわぁぁ・・・。乗れるの?これ。モノレールで遠回りとかしてる場合じゃなかったわ・・・。
何はともあれ、次のボストン行きは別のターミナルなので、またモノレールに乗って移動。そしてお昼くらいだったので、マクドナルドでポテトやナゲットなどを買って、持っていたパンとともにお昼ご飯。
次の飛行機は12時50分発で、搭乗時間が近づいてきたら搭乗口の近くに座って、乗れるかどうかわかるまで待つ。長い・・・。乗れる人は名前を呼ばれ、手続きされて乗っていく。いいな〜。この時点で我が家は13番め前後。望み薄・・・。
案の定乗れなくてまた次の飛行機に持ち越し・・・。ターミナルがさっきの所にまた変わるので、三度モノレールへ。子供たちは疲れてるだろうに「電車〜!」と喜んでいた。ええ子らや・・・。
次の飛行機は3時35分発。待ち時間が長いので、空港内のお土産物屋(テキサス土産がいっぱい)を見てみたり、子ども用プレイエリアで遊んだり。しかし乗れるかどうかわからない飛行機を待つ時間は異様に長い。
搭乗時間が近づいて、また搭乗口へ。なんかさっき見た顔がまたいるのは、同様にキャンセル待ちの人たちなんだろうな。その中で、ソルトレイクシティのレンタカーを返した時にすぐ前で車を返却してたおじさんを発見。えらい長い時間一緒にいる事になるな。
キャンセル待ちのリストはやや短くなり、我が家も8番前後まで行ったけどやっぱり乗れず。次のターミナルはまたさっきのところ。どうやら二つのターミナルから交互に出発している模様。
次は5時25分発なので、比較的待ち時間は短い。「乗れない」=「帰れない」とわかってるうにっ子は心配そうと言うか、不安そう。うに次は何もわかっていない。電車に乗るたびに喜んでいる。
こんなに飛行機があるのに・・・。次は5時25分。比較的待ち時間は短いけど、もういい加減待ちくたびれた。うにっ子は「スーツケースちゃん、大丈夫かなぁ・・・」と預けてるスーツケースを心配していて、「一人でボストンに行っちゃったかも・・・(涙)」としくしく泣いたり。もう疲れもピークだよな・・・。頑張れ、頑張れ。
この辺りで他に待ってる何人かを一方的に覚えていて「あの人もまだ乗れてない」と変な連帯感。うに夫はとうとうソルトレイクシティのレンタカー返却時に一緒だった人に話しかけられていた。その人もうにっ子・うに次がぐずってなくてえらいと褒めてくれた。
何となくそんな予感はしていたけど、結局この便も乗れず。キャンセルリストがほとんど変動してなかったので、空き自体ほぼなかったのかも。
次は7時5分発で、ボストン行きはこれが最終。ほんま頼むで・・・。
ターミナル移動をして待ってる間にうに次がぐずりだしたので抱っこしてたらすやすや寝始めた。そらそうよな。うにっ子にも寝ていいよ、と言ったけど「眠くない」とか言って寝なかった。でも相変わらずスーツケースが心配らしい。
搭乗口近くで待ってたけど、飛行機自体が遅れてなかなか来ない。やっとこさ来て搭乗手続きやら。ドキドキ。
でもやっぱり四人一緒で、子供連れで(連番の席じゃないと無理)ってなると厳しいようで乗れなかった。がっくし。
見てるとキャンセル待ちで同じように待ってた人が何人か乗っていて、うち一人はソルトレイクシティから一緒だったおっちゃん。おぉ、良かったね。
とは言え、我が家をはじめ、他の多数の人々は乗れず、信じられない!と言う顔をしてぱらぱらと解散・・・。搭乗口にいるスタッフに「乗れなかったんだけど!」と言うとセキュリティチェックの外側にあるチケットカウンターで話をしろって言われたのでそっちへ。
あーでもない、こーでもない(確実に乗れるのは明日の19時だとか、シカゴ経由でなら帰れるぞとか。あり得ないでしょ・・・)話した結果、明日一番のボストン行き(7時くらい発)に、二席なら空きがあると。で、とりあえずその二席を押さえておいて、残る二人はキャンセル待ちの1・2番でどや!との事。とにかくそうしたら二人は確実に帰れるし、それ以外の選択肢はほとんどなかったのでそれに賭ける事にした。
それが決まった後は事務的な手続き。キャンセルが航空会社の責任だったのでホテル代はもちろん、夕食代(一人12ドル)・朝食代(一人7ドル)も出してもらった。現金ではなくて、額面が記されたチケットだった。それから歯ブラシセット(カミソリ・歯ブラシ・歯磨き粉など)を人数分もらった。が、セキュリティチェックの外側には食べ物屋さんがないのでセキュリティチェックを抜けて中で買わなければならない。
が、ご存じ、セキュリティチェックは刃物(カミソリ)を持って通れない。どうしたもんか、と思い、IDチェックしてるおじいちゃんに「食べ物買って帰ってくるから、ここ(セキュリティチェックのすぐ外側)に置いてていい?」と聞いたら「ま、見てみないふりしとく」みたいに言われたので、ぽつんと歯ブラシセットを四つ置いてセキュリティチェックを抜ける。
どうせ自腹じゃないし〜、とテイクアウトの食べ物や飲み物を適当にほいほい買ってたら48ドルをちょっとオーバー。調子に乗って買いすぎた。
またセキュリティチェックの外側へ行き、無事歯ブラシセットをゲット。次はホテルへ向かう。が、ホテル行きのシャトルバスがなかなか来ない。
たまたま同じホテルに行くらしいおばちゃんが、同じような航空会社支給の無料パスみたいなのを持ってたのでうに夫が「飛行機キャンセルされた?ボストン行き?」って聞いたら、飛行機はキャンセルされたけど、ボストン行きじゃないわっと。どんだけの飛行機がキャンセルされてるのか・・・。
かれこれ30分ほど待ってやっとシャトルバスが来た。この時点でもう9時半過ぎ。ダラス空港になんだかんだいって12時間くらいいましたよ。ありえへん・・・。
おじいちゃんが運転するシャトルバスに揺られてホテルへ。ホテルに着いたのは10時過ぎで、途中寝たうに次はともかく、うにっ子はもう限界。うに夫がチェックインの手続きをしてる間にロビーのソファでうとうと。ほんと可哀想すぎる・・・。
部屋に入り、蒸し暑いダラスでかいた汗を流すべくお風呂へ。でもスーツケースがもうボストンへ行ってしまったので、着替えもなく、店が開いてる時間でもないので仕方なく汗っぽい服を再び着た。とほほ。パジャマもないし。
ほいほい買い込んだ晩ご飯だけど、もうみんな疲れ切っていてそんなに食欲もなく適当につまんだだけ。
布団に入って疲れ切った子供たちはばたんきゅー。がんばったね。えらかったよ。
大人は適当に片付けだけして、こちらもばたんきゅー。明日は無事帰れますように・・・。

飛行機は7時前だけど、それに乗るためにはホテル5時発のシャトルバスに乗らないといけないと言われ(多分利用客が少ないから早朝はシャトルバスの便数が少ないんやと思うけど)、この日は4時起床。二日続けて早すぎるわ・・・。
子供たちは昨日と同じく爆睡してるので、また大人だけ先に準備(と言っても着替えはないし、歯磨きしたり顔洗ったりするだけ。そう言えば荷物がないので私はすっぴんのまま・・・)して、寝てる子供たちにこっそりズボンとかをはかせようとしたら起きた。
昨日昼寝もしてないうにっ子はさすがになかなか起きなかった。いつもならすぱーっと起きるんだけど。ちなみにうに次はしゃきーん!と起きて、目を覚まして数十秒後におやつを見つけて「食べた〜い」。朝から元気ね・・・。楽でいいんやけどさ。
4時45分くらいには部屋を出る。この部屋、5時間くらいしか滞在してないよ・・・。
シャトルバスは結構人がいて、ほぼ満席。小さいバスだから、って言うのもあるけど。外はまだ真っ暗。結局ダラスがどんな景観をしてるのか、ほぼわからずじまいだった。
空港には5時15分くらいには着いてしまう。搭乗口確認に行くと電光掲示板に次のフライト案内が出てた。そしてキャンセル待ちのリストも出てたんだけど、そこに私たちの名前はなくて。え!なんで?と一瞬不安になったけど、これってキャンセルが出て乗れるよって事なのかな?ドキドキ・・・。
まだまだ時間があるので、とりあえず朝食をゲットしにマクドナルドへ。昨日買って余ってるサンドウィッチもあるし、適当に・・・と軽く注文したら、店員さんがうに夫の渡したチケットを見て「おいおい、上限までまだあるじゃん。もっと買っちゃいなよ!ほらほら!」とかる〜い感じで言うので、かる〜い感じでアップルパイやら飲み物やらを追加。えらい豪華になりましたな。
うにっ子はあんまり食欲がないようで、フルーツ入りヨーグルトを半分くらい食べただけだけど、うに次は意外とタマゴやらホットケーキやらをぱくついてた。ホテルでもおやつを食べてたんじゃないのか、君は。
その後も搭乗時間まで3・40分はあったので、朝焼けの空港を写真で撮ったりしながらぶらぶらと搭乗口へ。スタッフが来ていたのですぐに聞きに行ったら、キャンセル待ちだった二人も無事乗れるとの事!!やったー☆
そうそう、昨日ともに戦った(?)キャンセル待ちの同志を何人か見かける。うに夫は何度か会話したらしいお兄ちゃんと話してて、その人は今キャンセル待ち2番とのこと。どうかな・・・と思ってたら、搭乗開始の時に無事に乗れてた!良かったね。私たちも飛行機に入り、席を探してたらもう一人昨日ずっとキャンセル待ちしてたお兄ちゃんがいて、目があって「お!乗れたの?良かったね!」みたいなアイコンタクト。ホントここまで来たら言葉を交わしてなくても仲間って感じだもん。
飛行機は無事出発。朝早く起き、ばくばくご飯を食べてたうに次は離陸前からややうとうと。飛んでる間はずっと寝ていて、隣のお姉さんに降りる時「静かでえらかったわね!」と褒めてもらった。かくいう私も半分くらい寝てた気がする・・・。
ボストンへも大きな遅れはなく到着。荷物はどこだ・・・とBaggage Claimを見に行ったらベルトコンベアの隣に仕切りみたいなので区切られたスペースがあり、そこに結構な数のスーツケースなどの荷物が置かれてた。その中から自分のスーツケースを見つけ出し、預けた際に受け取った半券を見せて無事スーツケース確保。
エコノミーパーキングに行くべくシャトルバスを待つもなかなか来ない。昨日からずっとこんな感じ・・・。いい加減堪忍袋の緒も、伸びきって切れなくなってきたわ。
車に乗ったらなんかほっと一息。帰る途中、事故?工事?でハイウェイが超渋滞してたので、途中下道で帰る。どこにも寄らず一直線。あ〜、疲れた。お昼ご飯だったけど、面倒だったのでそうめんをいつもより少なめ食べる。やっと人心地・・・。
今回はグランドティトンもイエローストーンもホント素晴らしかったのに、最後のダラス空港ですべての記憶が遠くかすんでしまった感じ(苦笑)。
イエローストーンは見所がたくさんありすぎてかなり駆け足で見る事になったのは残念。もし駐在期間が1・2年延びる事がもしあれば、もう一回行ってみたい。
次行けたら、グランドティトンでのんびりカヤックとか、イエローストーンで早起きして朝から動物観察とかトレイル歩いて温泉見たりとかしたいな。
最後に何はともあれ弱音も吐かず、ぐじぐじ言わず、ロングドライブにも長時間のキャンセル待ちにも耐えきったうにっ子とうに次に最大級の賞賛を与えたい。君たちはえらいわ。ほんまに。


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