芦生〜2002.07.19-20
7/20 曇りのち晴れ
朝、七時前に目覚める。
朝食は七時半からで、メニューはメザシ、温泉卵、巨大な梅干、海苔。
チェックアウトが十時までなので、宿の前の河原で川遊びして、十時ギリギリに出る予定をしてました。
短パンに最小限の手荷物と、完全に川遊びスタイルで外に出たのはいいものの、以前石ばっかりだった河原に、
背の高い草が生い茂っていて降りられなくなってました。
どこか隙間がないかと川沿いを歩いたのですが見つけられず。
川遊びは断念して芦生を後にする事にしました。
安掛につく前に、かやぶきの里という、かやぶき屋根の家を保存している地区に立ち寄りました。
ちょうどそのうち一軒が葺き替えの作業中でしたが、あれってホントに大変な作業ですね。
まず一軒に必要な萱の量が半端じゃなく多い。
で、屋根に登って古い萱を取り除いた後、新しい萱を葺いていくんだけど中途半端に葺いたんじゃ屋根の役割果たさないし。
見てる分には郷愁を味わえていいんですが、保存していくのも大変だと思います。
かやぶきの里のお土産屋さんでアイスを食べ(なんと高校の食品科が作ってるアイスらしい)、出発。
安掛からはまたみりんが運転したのですが、土曜日、しかも祝日と言う事もあって、対向車がすごく多かったです。
先日私たちが来る時はほとんど車見かけなかったのですが。反対車線では検問みたいなのもやってたし。
やっぱり金・土曜に来て正解でした。
安掛で運転を交代し、京都市内へ。
この時点でまだ十一時頃。レンタカー返却時間は五時だったのでどこか行こうと言う話に。
で、せっかく車あるんだし、車でなきゃなかなか行かない所行こうって話になり、車でなきゃ行かない所→ドライブウェイって話になり、
比叡山でもいっとく?と言う事で、京都市を横断し、一路比叡山へ。
比叡山ドライブウェイを登って行くと、東には琵琶湖広がる滋賀県、西には市街地の京都といい眺め。
そのまま比叡山・延暦寺にお参りしてきました。
比叡山と来れば比較対照はやっぱ高野山ですが、うに個人的には高野山の方が好きですね。
土曜だからかもしれないですが、比叡山は観光客多かったし。比叡山は今では結構開けた山頂にある感じですが、高野山は山中にある感じ。
静かで、杉や高野マキの巨木に囲まれていて、そんなに世俗ずれしてない雰囲気があり、厳かです。
そんな感想を抱きながらドライブウェイを後にしたんですが、ちょっと余談。
比叡山ドライブウェイはとても割高です!!これは声を大にして言いたい!
なんで一往復するだけで1620円も取るんですか?!夜景スポットで有名な生駒スカイラインでも700円くらいですよ?!
ちょっと納得行かなかったです・・・。
比叡山を出たのが1時くらいで、まだまだ時間あるねーと次なる目的地を探したのですが、なかなかここ!というのがない。
なので、みりんが何気に言った「宇治はどう?」という言葉のまま、宇治へ向かう事になりました。
途中ずっと市街地を走っていたので時々渋滞に巻き込まれながら宇治に着いたのが3時ごろ。
天瀬ダムを少し見学してましたが、芦生と違って水際に下りてもあまり涼しさは感じられず。
4時前には再び京都市内に向けて車を走らせ、駅前で給油してレンタカーを返却して今回の旅も終了しました。
今回は車の威力にただただ感動です。
二日目は運転しっぱなしでさすがに疲れましたが、どこでも行きたい所にいける気軽さが電車にはない魅力。
芦生も久々に行きましたが、あそこは本当にいい所ですよ。アウトドア好きな人にはぜひ行って欲しい。
うろうろした分、とても内容の濃い旅になりました。
次回は八月の休み中にどこか行けたら、その旅日記になるかと思います。
それでは。
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