公園で、他の子供達はお互いの存在が気になるようで結構固まって遊んでた。
なぜかうにっ子一人、ぽけーんと木を見上げてる。
なんや?と思ったら、どうも鳩を見てる様子。
かなり長い間じーっと見上げてたんやけど、とうとう鳩が飛んでいってしまった。
「あーあ。飛んでいっちゃったねぇ」と言うといきなり手押し車を押して歩き出す。
うにがついて行ってるか全く見もせずにどこかに一直線。
一体何が?!と思って行き先を見ると、その先にある電線にまたまた鳩がとまってた。
手押し車で行ける所まで行って、その場でじーっと立ったまま鳩を見上げるうにっ子。
より近くで見られるように抱っこしてあげて電線の下へ。
その鳩が飛んでいくまでずっっっっっっと見てた。
お昼になって家に帰る時、いつもは素通りするキンモクセイを見上げて「うーうー」。
うにがゆらして見せるとぽかーんと大注目。
これまたより近くで見られるように抱っこして、目の前で揺らしてみせると満面の笑み。
なぜかは知らんけど、いきなり自然に目覚めたらしい。
うにがうにっ子の朝ご飯の準備を終え、「ほら、ご飯やで。んまんま〜♪」と言って、抱っこしようと手をさしのべた。
するとうにっ子、はっきりした口調で「まんま!」
こ……これは初おしゃべり?!
でも「んまんまんまんま〜」とかしょっちゅう言ってるし、その一種?!
ほんまにしゃべってるなら昼も夜もしゃべるかも!
と思って昼も夜も同じように話しかけ(と言うか、元々毎回同じように喋りかけてるけど)。
すると昼は何も言わず。
夜は「まんま!」と言いながらゴミ袋を指さしていた…。
ううーん、まだかぁ。
でもこれの積み重ね&学習によって「まんま」=ご飯の図式がうにっ子にインプットされるに違いない!