最近なぜかヒストリカルパークに目覚めたうに夫。と言うか、ヒストリカルパークの統一デザインマグネットにはまってると言うべきか。
ヒストリカル=文化遺産みたいな感じ?ヒストリカルパーク=文化遺産公園か。固いな。
うちの近所の独立戦争勃発地域であるミニッツマン・ヒストリカルパークとか、同じく独立戦争に関係したボストン・ヒストリカルパークとか。
で、上記二カ所は行ったので他にも行きたいと。
次に土地勘があって近かったのがタイトルのLowell(ローウェル)。我が家から車で30分弱くらい。
19世紀は繊維産業の街として栄えたんだけど、その後衰退。でも今でもTRADER JOE'Sとかマーケットバスケットのエコバッグはここで作られてる物があったりする。
無事に現地に到着し、ビジターセンター前の駐車場に車を停めて徒歩。
古い工場がまだ残っていて、その一部にビジターセンターが入っている。
ローウェルが栄えていた頃の話とかが説明されていた。
でもかなり狭いのですぐ見終わる。そして目当てだったマグネットも売り切れ?でしょんぼり。
駐車場から工場の向こう側にトロリー電車とSLが展示されているのが見えて、ずっとうに次が「SL!!SL見に行こう!!」とうるさかったので、ビジターセンターを後にしてトロリー電車とSLを見に。
SLは昔ボストンからメイン州に走っていたもので、トロリー電車はローウェル内を走っていたものらしい。
と、SLを見てたらトロリー電車の所にいたお兄さんに「乗るの?」と話しかけられてびっくり。まだ走ってんのね。
子供たち二人が乗りたい!を連発するので乗ってもまぁ安かろうと言う事で行ってしまった電車がまた戻ってきたのに乗り込む。でも実はこれ無料だった。
観光資源の一つとして動かしてるのかな?ラッキー。
内装も古いままで、椅子も籐で編んだもの。レトロ感満載。
これががたごと走ってヒストリカルパークの博物館まで結んでいる。2分か3分くらいの短い旅。
到着したので博物館を見ていこうかと思ったら、トロリー電車は後10分くらいで出てしまい、その後は2時間来ないと言われてう~ん。
まぁ、駐車場まで歩いて歩けないことはないけどなぁ…。ちょっと面倒だなぁ。
と思って子供たちに「博物館を見て徒歩で戻るか、博物館見ないでまた電車乗るか」と聞いたら「電車乗る!」と即答したので写真だけ撮ってまたすぐ電車に乗る。
電車はまたチリンチリンとがたごとのんびり戻っていく。
そう言えばうに夫が「アメリカに来てすぐくらいにローウェルに来た事があるけど、えらい寂れてて北斗の拳に出てくる廃れた町みたいで怖いところだ」と言ってたんだけど、実際は全然そんな事なかった。
私の中で「北斗の拳に出てくる街=ドラム缶で何か燃やしている周りにぼろぼろの服をまとった明らかにホームレス失業者がうつろな目をして立っている」イメージだったので(爆)。
確かに不景気で工場も閉鎖されてて寂れた街、と言う感じではあったけど、ドラム缶もなかったし、おしゃれなオープンカフェでお茶してる人もいたし、まぁ、ちょっと寂しい街、くらい。
また今度マグネット買いに来る(だろう)時には博物館も見に行きたい。